レビューした作品一覧全10件
猫好きにぴったりの作品
投稿日:2024年11月13日
猫好きにぴったりの作品です。 この作品を読んだ後は、猫に対する愛情がカンストするかもしれません。 猫と過ごす世界がこんな風になったら良いなと思わせてくれる、平和で楽しい世界観の内容です。 ごく最近犬好きも楽しめるエピソードも増えたので、気になる人は読んでみてください。 とても素敵な読後感を味わう事ができます。
この作品にはふんだんに猫の愛らしさが含まれているため、猫好きにはたまらない一作です。 他の猫小説の猫とは少し違った鳴き声が、味があっていいですし、ファンタジー成分がほどよく含まれた猫の活躍も見てて面白いです。 それだけでもなく、恋愛もストーリーもしっかり描かれているため、最後まで楽しみながら読むことができます。 猫だけでなく主人公や、主人公の周りの登場人物も、良い人たちばかりで魅力的です。 きっと読み終わる頃には、この作品の登場人物たちを好きになれると思います。 猫が好きな人、ほんわり優しい雰囲気の恋愛ファンタジーが読みたい人におすすめの作品です。
 主人公達の恋愛模様がしっかり描かれつつ、ループが展開していく小説です。  中心人物であるコーネリアとレオンハルトの仲が進展していくにつれて、段々と明らかになっていくループの秘密も、もう一つの読み応えのある点と言えます。  終盤で明らかになるとある人物の意外なループ事情に翻弄されるかもしれませんが、サスペンス要素でハラハラドキドキしつつも、恋愛面で甘酸っぱい恋愛を楽しむことができますし、主人公達の成長に感動する事も出来る、読み応えのある小説です。  ループものに詳しくなくても読めるので、興味がある方は一読してみてください。
この物語は、非常に丁寧につづられていく物語です。 しっかりとした描写があるので、場面のイメージが浮かびやすく、読みすすめやすいです。 そして、その世界観に根付く人の人生や登場人物たちの関係、それぞれの想いなどが、細部からしっかりと感じることができるため、重みのある作品となっています。 結末の詳細は語れませんが、大団円なハッピーエンドではないものの、落ち着くべきところに落ち着いた印象のある、狂気をかいまみる作品なのに不思議な安心感のあるお話しです。
悪役令嬢が活躍する話ですが、ドロドロした関係や、ややこしい話などはないのですらすら読めます。 主人公はまっすぐな性格で、素のままで登場人物達と接し、彼等を惹きつけていくため、気持ちよく読み進める事が出来ます。 登場人物達は全員キャラクターがしっかりしているため、誰がどんな立場なのか、主人公に対してどんな感情を抱いているのかも分かりやすいです。 全体的にコメディの雰囲気が強めですが、ラストはシリアスもあり、意外な事実も判明するので目が離せません。 乙女ゲームの世界だけでなく現実世界の事もしっかり描かれている良さが出た終盤となっているため、最後までぜひ読み進めてほしい作品です。
怒られながら誉められてる小説
投稿日:2019年9月30日 改稿日:2020年3月28日
Re:ゼロから始める異世界生活は主人公が異世界で頑張る話です。 ゼロからプラスへと持っていく話は、他にも多いでしょう。 ロクでなしだった主人公が、無双・活躍する話などもあるはずです。 おもしさの定規で測れば他にも良い小説があると思います。 もしも最初に目を通す小説を選べるなら、避けて通る人もいるかもしれません。 しかし、この小説にはそれでも人を引きつけてしまう魅力があります。 ろくでなしで、知識・技術・武力・コミュ力もない主人公なのに、 いせかいで次々と発生する困難を、死に戻りの力で打ち破って前に進む。 英雄の器たりえない少年が必死になって、それでも理不尽な運命に抗う物語です。 現在一つの山場なので最新話に追いつくと読者さんと一緒に盛り上がれます。たまに、「作者さんのドエス! でもそこが良い」という感じでも盛り上がるので、読書で精神的に苦しみたい人にもおすすめです。
おとぎ話や伝承がかかれた絵本のページを、一枚一枚めくっていくように読める話です。一つ一つの動作と、その動作を行った影響が、丁寧に描写されています。 キャラの周囲が静止しているわけではなく、時間が流れている空間をイメージできて、とても想像力がかきたてられます。タイトルの意味を考えながら最期まで読んでいくのがおすすめです。
レビュー作品 星の忌み子
作品情報
読んでいて気持ちの良い作品
投稿日:2019年3月23日 改稿日:2020年9月27日
この物語には色々な側面から読める魅力があります。 人と人の繋がりの面から友情や仲間の話を読むのが面白かったり、 恋愛小説として、魔王様と主人公の進展具合やかけあいにやきもきしたり笑ったりしながら読むのが面白かったり、 物語に登場する多くのキャラクター達の戦いに、胸を熱く、心を躍らせながら読む面白さがあったりします。 男性・女性共に読みやすい話であり、話の運びが考えられていて、飽きることがありません。 それと共に、 村娘してない、主人公レフィアの格好良さと優しさ。 レフィアに惚れている魔王の、懐の深さと強さ。 真面目系美少女リーンシェイド。 ベルアドネしているベルアドネ。 主人公達に理解ある、気高い聖女様。 などなど魅力的なキャラクターがたくさん出てきます。 ギャグとシリアスが出るべき時に出て引っ込むべき時に引っ込んでるので、読んでいて気持ちいい作品です。
この物語は、「知恵の箱」とされる(贈り物)ギフトを巡る物語であり、 主人公のカティクライスと、ヒロインのリトの交流と成長の物語です。 ポイントは、魅力的な登場人物です。 個性豊かな登場人物達の言動が物語を引っ張ってくれています。 見どころは、主人公とヒロインのそれぞれの成長です。 終盤からラストにかけるそれぞれの成長は、見ていて読者に気持ちの良い物を感じさせてくれます。 最大の見せ場は、「君がくれたギフト」終盤からの物語の流れ。 序盤の話の流れと、世界観が少し分りづらい所があるかもしれません。ですが、それを補ってあまる盛り上がりで読者を引き込んでくれます。
レビュー作品 ギフト
作品情報
 おそらくそれなりの人が、何気ない日常で気になっているだろう事が書かれています。  刺激があったり驚いたり、「へぇ」と思う様な知識があるわけではありません。  ですが、共感と懐かしさと、肩の力が抜ける様な、安心できるような雰囲気がそこにあります。  頑張る事に、歩き続ける事に、ちょっと仕事に疲れた時に、ふと一息つきたい時に立ち寄ることをお勧めします。  雨が振った時に、屋根のついた軒下に駆け込んでいつもとは違うひと時を過ごすような感覚で、身近にある何気ない景色を振り返る様な感覚で、読んでいただけたら良いかと思います。  小説家になろうで、初めてレビューを書きたいと思った作品です。  初なので、魅力がうまく伝えられるか分かりませんが、目を向けてみてはいかがでしょうか。