この作品の特徴は、異世界で戦闘機になった主人公を現地の人々がドラゴンとして扱う事です。
たまたま出会ったお嬢様ティトゥとの関係性は、とても心地のいいものです。
主人公たちは戦争や政治に巻き込まれながら、国をまたいで飛び回ります。
海賊をやっつけたり、領地経営に参加したり、商売に関わってみたり。
長い物語の中で色んな事をします。
あくまで戦闘機なので、他の作品とはだいぶ主人公の行動も違って新鮮に感じます。
やはり空を飛んでいるシーンが読んでいて一番楽しいです。
キャラクタ―たちの愛らしさも魅力です。
ドラゴンと呼ばれながら空を舞い活躍する戦闘機。
変わった勘違い設定ではありますが、この小説ならではの味わいがあります。
レビューは慣れないですが、応援したい作品なので書いてみました。