メアリ・リードとアン・ボニーは、歴史上最も有名な女海賊である。 近年ではゲームにも登場しているらしく、その知名度は日本でも広まりつつあるのではないか。 さて、本作はその二人を描いた短編である。 史実としてのエピソードも抑えられ、かつ読みやすい文章と構成は安心感を与えてくれる。 二人の入門書として最適ではないだろうか。

ホント、この一言に尽きます。 超高速仏教創世史。 生まれて天上天下唯我独尊と宣った、かの仏陀が王子の地位を捨て出家し、悟りを開いて入滅、そして死後の仏舎利を巡る歴史がサラッと把握できます。 短いですし、しかもポップな言い回しは、物語に読者をどんどん引き込む魔力があります。 読んで損はありませんし、この辺りを知らないなら、教養として読んでいた方がいいでしょう。 オススメです！