レビューした作品一覧全1件
この作品は戦国時代を題材にした和風歴史ファンタジーだとは思いますけど、ちゃんとした歴史上の戦国時代を舞台とした架空戦記でもあります。 最初は黒魔術や骸骨など伝奇的要素も強いのだけど、読み進めるうちに違和感もなくなりました。 逆にケモミミ尻尾や妖怪の類いの人物が登場しなければ、寂しいぐらいに感じます。 手に汗握る戦闘シーンも必見! 私には、こんな秀逸な戦闘シーンは書けないから、作者さんに嫉妬するぐらいです(´・ω・`) TSケモミミ妖とニッチで人を選ぶ小説だとは思いますけど、個人的には書籍化しても、なんら不思議ではない出来栄えの作品だと思います。 一度、信長に滅ぼされた越前朝倉家の復活の物語を、色葉の国盗り物語を、みなさんも是非ご覧ください! ちなみに、私は尻尾が増えて喜ぶ乙葉が可愛くてお気に入りです。