レビューした作品一覧全19件
タイトルのセリフは、この作品に出てくる神の一言です。 とある理由で主人公を含む13人の勇者を異世界へ召喚した神が無慈悲にも冒頭でそれを告げます。 理由は13人の勇者の内【魔王を倒して願いを叶えられるのはたった一人】だからです。 勝手に召喚されて、勇者にされて、魔王を倒して、それでも無報酬で良いなんて人間はいません。 13人の勇者がそれぞれの願いを持ち、戦い、時には共闘する物語です。 【勇者】【魔王】というと軽いファンタジーなイメージが沸きますが、この作品は重めになっております。 人間らしい葛藤をする主人公など、実に生々しく描写されています。 軽そうに見えて重いというギャップファンタジーが好きならばハマること間違いなしです!
★主人公はサラリーマンだけどギルドマスター!★
投稿日:2020年7月28日 改稿日:2020年7月28日
 現実での主人公は33歳のしがないサラリーマン。  定時に出社し、定時で帰路につく。  自宅と会社を往復するどこにでもいるサラリーマンだ。  特に彼女もいない。  結婚もしていない。  そして貯金もない。  しかし主人公はとあるMMORPGにハマっていて40名前後のギルドでギルドマスターをしている。  その個性豊かな仲間たちと共にさまざまな困難を乗り越えていくのが今作の売りです。  そして珍しく主人公一人が突出した能力の持ち主ではなく、仲間との協力が主になっています。  圧倒的な主人公に飽きた方にオススメです!
タイトル【エヴォルダー】 ※合体して変身するヒーローものです。  ある日、主人公の元に隕石が落ちてきた。  その落ちてきた隕石の正体は機械生命体【エヴォルダー】。  その名も【エヴォルダー・ゼロ】。    主人公はその【エヴォルダー・ゼロ】と合体して変身できる唯一の人間だった。    主人公はゼロと共に様々な困難を乗り越えていく。  味方にも敵にも【エヴォルダー】はいて、みな強者揃い。  主人公も含めて【エヴォルダー】と合体する者を装着者と呼ぶ。  変身ヒーローものが好きな方にオススメです!
レビュー作品 エヴォルダー
作品情報
この世界の【白魔導士】はとかく攻撃・防御が低く、その他のステータスも伸びが悪い。 前衛に必要な能力が無く、モンスターの討伐が極めて困難な下級職【白魔導士】。 それが主人公『マルス』の職業だった。 しかし、そんな不遇の職業に生まれ落ちた彼を育てたのは【剣聖】と【賢者】。 彼らの指導により、マルスは支援職ながらも常識破りなステータスを誇る白魔導士となる。 弱いと認識されていたものが、そんなことはないと努力によって覆されていく物語が好きな方にオススメです。
 これは地球外生命の脅威から世界を守る少女たちの物語です。  人知を越えた力を持って、その戦士たる少女たちは生まれてきた。  なのに、世界は彼女たちを否定した。 「だって! お姉ちゃん達頑張って戦ったのに! みんなを守ろうと必死に戦ってるのに! あの司令官も、皆も! 誰もお姉ちゃん達を認めてくれない! お姉ちゃん達はこんなにも傷ついてるのに!」  上層部の仲間への仕打ちに涙する少女。    この少女たちへの差別は無くならないのか?  畏怖され、管理され、差別され、それでも少女たちは戦い続ける。 「私達の使命は、人類のために戦い続けること」  そう言い続けて自分たちを騙し、騙していることさえも忘れて、ただの歯車と化すのか?  始まったばかりの若い作品です。  かなりの熱を感じる作品で、今後が期待できる作品でもあります。  是非ともご愛読くださいませ!
 タイトルのとおり。  この物語の主人公とヒロインの出会いはこんな形で果たします。  別に主人公が悪いわけではありません。  全裸で助けに入ったら、なぜかヒロインにビンタされそうになっただけです。  主人公は反射的にカウンターをヒロインの鳩尾にぶちかましてしまっただけです。  え?  全裸で助けに入った主人公が悪い?    悪いかどうかは読んでみて判断されてはいかがでしょう。
 この作品はおそらく。 【主人公に自己投影できるか】 【主人公に自己投影できないか】  で評価が大きく別れる作品である。  主人公のノリと思考と環境が、読み手とマッチすればハマることは間違いない。  この作品の惜しいところは序盤がスロースタートなところ。  しかしそれは主人公への感情移入ができれば大した問題にはならない。  この作品が『合う』か『合わない』かは……どの作品にも言えることだが、主人公の境遇に共感できるか否かに掛かっている。  ヒロインたちも可愛いのだが、この作品の売りは間違いなく主人公である。  一度、この作品の主人公に会ってみませんか?
今作品の主人公はまだ齢8歳の幼女。 彼女の住む王国は、とても暖かい優しい国です。 極めて平和な王国ですが、ちょくちょく起こるトラブルを解決していくのがこの物語の主となっています。 幼くて力の弱い陛下ちゃんですが、彼女の周りには、実はとんでもない猛者が揃っていたりします。 陛下ちゃんの身の回りの世話を焼くメイドに【マリー】という美人メイドがいます。 しかし彼女には裏の顔があり【血染め(ブラッディ)マリー】という二つ名を持つとんでもない実力者なのです。 何かしらの理由があり陛下ちゃんを大切にしており、過剰なほどの保護者っぷりを発揮しています。 もう一人が衛兵隊長ゴルド。 彼もまた一見はただの衛兵に過ぎないのだが、過去に【百人斬りのゴルド】と恐れられた傭兵だったりする。 そんなとんでもない実力者が陛下ちゃんと共にトラブルを解決していくお話です!
この物語は王道を行く異世界ファンタジーです。 ステータスの概念があり、主人公が努力するたびにそれらは上がっていきます。 主人公の成長が分かりやすく工夫されていますね。 勇者の素質など、さまざまなスキルに恵まれている主人公ではありますが、最強すぎるほどでもなく、絶妙なバランスを保っています。 ややスロースタートな序盤ですが、タイトル通り作者さまが楽しく書いているのが伝わる気持ちの良い作品です! 俺もあの世界で『執筆Lv10』ほど欲しいです(笑) 『小説家になろう』の王道ファンタジーを是非ともご愛読ください!
 現代でネコを助けた主人公は、転移した異世界にて猫耳美女となったネコと再開します。  この物語はその主人公とネコの異世界冒険がメインとなっています。    助けたネコがとんでもない美女となって恩返しに来てくれるのは夢がありますよね!  しかもプロポーション抜群というオマケつき。  そして猫耳。    猫耳ヒロインがお好きな方なら楽しめる作品になっていますので、是非ともご愛読ください!
 タイトルの通りチートで異世界転生ものだが、主人公【ジン】の持つチートを周りがガチで狙ってきます。  敵にも味方にも狙われるから【のんびり暮らしたい】という主人公の気持ちにかなり共感できるようになっています。  でもそのチートを狙う敵や味方もなかなか気持ちが分かるというか、凄い力が目の前にあるならそりゃ狙うわな、と意外にも共感できたりします(笑)  冒頭はややスロースタートですが、安定感のある文章力はなかなかに引き込まれる素晴らしいデキです。  目が滑るということはないでしょう。  序盤は主人公・ヒロイン・黒猫という二人と一匹から始まり、どんどん大きな展開に巻き込まれていきます。  この作者さまは王道を書くのが得意な作者さまなので、王道を好む読者さまにはオススメの作者さまです。  ぜひ!  ご愛読くださいませ!
見た目は10歳! 中身は知識・経験・戦闘力ともに他の騎士を凌駕する幼女騎士! これはそんな最強の幼女騎士を見て成長していく主人公アレットくんの物語です。 ヒロインが最強すぎるので、アレットくんのような我々に近い考え方やステータスを持つ主人公の視点はありがたく、とても読みやすくなっております。 ヒロインはあまりにも強いので『幼女の皮を被ったオーガ』などと作中でもやや比喩されますが、アップルパイを焼いたり、お風呂を覗かれて怒ったりなど、普通の女の子らしい二面性もあって、ギャップを感じて可愛さを堪能できるでしょう。 この作品の一番の売りとも言えるヒロインの面白いところは、まさにあることがきっかけで『不死』になってしまったことでしょう。 実はアレットの数倍を生きている可能性があり、人生の甘い辛いを多く経験した大人の女性でもあるヒロイン。 幼女だけどお姉さん。これがいい! それでは!
 暗殺者に命を狙われる少女と、芸は下手だが戦闘力が高い大道芸人の青年が出会い、利害の一致から旅を共にします。  少女を守るため戦う青年に、少女の心が少しずつ溶けていく。  共に過ごす中で、忍び寄る巨大な陰謀。  国と国。そして地下組織。  旅先の市民たちとの出会い。  国の兵士たちとの出会い。  国の最高戦力とされる軍の幹部たちとの出会い。  地下組織の暗殺者たちとの出会い。  度重なる出会いは大きな風となり、青年と少女の人生を壮絶に揺らしてゆく。   ★二度目のレビューとなりますが、それだけ推したくなる素晴らしい作品です。 ★文章力に自信がある作家さまも一度ご覧になると良いでしょう。本物の文章力というものを知るはずです。 ★高い文章力により紡がれる各キャラクターの心理描写は分かりやすく、また目が疲れません。  読めば読むほど楽しさが増していきます。  どうぞご愛読ください!
マヨネーズ好き集まれ!!!
投稿日:2017年8月18日
まずこの作品には三つのポイントがあります。 ・マヨネーズが出てくる。 ・マヨラーが出てくる。 ・しれっとリア充が出てくる。 はい。それではマヨネーズが好きな方は一度読んでみてほしいこの作品。 マヨネーズを一滴残らず吸い上げようとする登場人物には共感を覚えるはずです。ええ、たぶん。 マヨネーズほど濃くなく、文字数控えめな本作品は短編です。カロリーオフですね。 好きなのものは好きだと言い続けたい。 そう思わされる作品ですよ。 どうぞご愛読くださいませ!
 タンスの角に小指をぶつけた痛みをそのままダイレクトに相手に与える『ペイン』と言う魔法。  なにそれ怖いって思えるその魔法を主人公が手にして異世界を楽しく飢えながら旅行する物語です!  主人公の周りには変なのばかり!  変なオッサンとかドM獣人とか変なオッサンとか!  なんてむさ苦しい!ヒロインどこじゃい!  まさか、男だけなのか!?  なんて思ってたら後で出くるミリアと言う美人とエマという美少女が仲間に!良かった!  周りが野郎だらけということもあり、この二人の女性は今作では貴重極まりない仲間!  それゆえに光り輝くありがたみ!    このレビューで伝えたいのはただひとつ!  この作品ちゃんと可愛い女性キャラクター出ますよ!
・良い小説を読みたい! ・だけど時間がねぇ! ・探すの面倒くせぇ!  って【読み専の人】 ・何か参考になる良い作品はないか? ・市販された小説を買う金がねぇ! ・嫉妬したい  って【作家の人】。  そんな方々はこちらの作品紹介小説をオススメします。  上記の通り、読み専の方はもちろんのこと、作者の方も楽しめて勉強になる作品が多数紹介されていますよ!  どれも面白くてなかなかに嫉妬を隠せない作品が多かった(←実体験)。  書籍化を目指す作家達にとっては「これでもまだ書籍化してないのか!?」って絶望しそうになる作品を見つけてしまう可能性もありますから注意が必要です(←これも自分の実体験)  でもその分、勉強になります。  勉強なら市販された物を読め!  などというのはもったいない。  視野を広げてどちらにも手をつけていきませんか?  あなたの可能性広がるかも!
 我々に限りなく近い価値観を持った現代人の主人公トーヤくん。  彼は青い小鳥の『置物』──青い小鳥の『リオ』との出会いで異世界へと旅立つことになります。  手抜きのないしっかりとした異世界へ旅立つまでの描写は、唐突さを限りなく軽減し、違和感なく我々読者を異世界へと誘導してくれます。  主人公トーヤの異世界へ旅立つ動機は、かなり不純ですが!  かなりの確率で共感してしまうのではないでしょうか?  現代では現代のリアルさが。  異世界では異世界ならではのリアルさが描かれていいます。  世界観の練り上げには感服です。    また、我々のような現代人が、これくらいの力を得れば、これくらい考えて動ける。  そう思わせ、体現してくれるのが我々の視点を担う主人公のトーヤくんです。  まさに感情移入先として申し分なしの主人公だと思います。  彼と共に異世界を冒険しませんか?
 ある秘密を持ち、そして辛い過去を持った主人公は、我々の住む現代からやってきた普通の少年でした。    そんな彼が異世界に召喚されて間もなく悲劇が起こる。  その悲劇を、ある秘密と共に乗り越えて、一人の傭兵として成長します。  この物語はそんな彼がある国のお姫様と出会うところから動き出します。  恐ろしい強敵たちに追われているお姫様。  一人でボロボロになりながら進もうとするお姫様。  主人公は、そんなお姫様を放っておけず、一人の傭兵として守ることを決意します。  同じ傭兵団に所属する心強い仲間二人も連れて。  主人公・ヒロイン・仲間・仲間の四人メンバーを初期にこの冒険は始まります。  広がる世界。  王道の世界。    これは我々と何一つ変わらない現代人だったはずの少年の冒険ファンタジーです。  
 この世界で黒髪は異端とされています。  残念ながらヒロインの『ユイ』はその黒髪で、なかなかに酷い扱いを受けてしまいます。  しかし第一話の『自暴自棄な夜に』では、タイトル通り『ユイ』はフラれて自暴自棄になっているのですが、そのシーンの『ユイ』はどこか妖艶で美しい。  彼女の何とも言えない魅力に、心を鷲掴みにされます。  実際に『ユイ』はいじめられてこそいますが、モデルのようなルックスで、顔も良く、男からセクハラをくらってしまうほど魅力ある女性です。  性格はやはり辛い思いをしてきた故に、必要以上に他人を信用しません。  ですが、真っ黒になりきれない彼女の心は、やはり根は優しいの証明でしょう。  これも『ユイ』の魅力の1つだと思います。  1度フラれたからといって、ならばと簡単に割り切れない『ユイ』はどこかリアルな女性を感じさせます。  これはそんな『ユイ』の物語です。