レビューした作品一覧全11件
林鉄十郎とは一体何者なのか?
投稿日:2018年5月28日 改稿日:2018年5月29日
何もしなかった首相が実は何かしていたら、世の中こんなに変わるんだよ。 宇垣さんとか、是清さんとかが暗躍して色々やっている物語。 あれ? 肝心の主役は何をやっているのか? 主役は主役で今日も色々な人と会って会議と言う名の時間潰しをしております。 これは各国が覇権を巡って火花散る激しい戦闘の裏側で、政治と言う名の泥々とした暗闘を舞台に誰もが主役に成れる物語。 あれ? 主役は誰だっけ?
平安時代摂関政治の世の中で、武士が台頭しようとしていた頃にひょっこり現れた主人公。 まず、言葉が通じない。 現代語が通用しないのだ。 一部通用するが、言葉を選ばないと行けない。 ごく当たり前の言葉だと思っていたものが通じない。 そして物が無い。 道具も自分で作らないと行けない。 ノコギリがチートなアイテムになるなんて知らなかった! 千年前はこれほど物や言葉が無かったのかと驚くほどです。 そんな世の中で悪戦苦闘しながら生活する主人公。 これからの彼の行く末を皆さんも応援して上げてください。
歴女の戦国革命!!
投稿日:2018年4月10日
歴女OLが信長ではなく、織田信秀の息女に転生。 歴史の顛末を知る歴女は自らの生き残りを賭けて色々と画策します。 内政外交軍事と直接関われない彼女は父信秀と兄信広に助言して自らの立場を確立します。 色々と物知りな彼女はその知識を存分に発揮するのですが、その分脇の甘いところも有って見ていて冷や冷やします。 果たして彼女は戦国乱世を生き残れるのか?
中華屈指の名君 光武帝劉秀の物語
投稿日:2018年4月10日 改稿日:2018年4月10日
中国漢の時代は四百年も続きました。 この年数は中華史上最長です。 ですが漢は一次途絶えた後に復活します。 その時の皇帝が『光武帝劉秀』です。 中国の歴史物では『項羽と劉邦』『三國志』『水滸伝』が人気ですが、漢を再興したこの人物の物語には中々出会えません。 後漢王朝の最初の皇帝。 光武帝とはどのような人物であったのか? この作品は有名な逸話を取り入れながら光武帝の真実に迫ります。 読みごたえ満点のこの物語を是非皆さんにもお読み頂きたい!
レビュー作品 光武大帝伝
作品情報
おっさん勇者は女神の加護が無くても戦えるのか?
投稿日:2018年2月18日 改稿日:2018年2月18日
普段はだらしない中年のおっさん。 昔は異世界で勇者をやっていたが現実世界に戻ってどこにでもいるおっさんの一人になってしまった。 そんなおっさんに異世界からの忘れ物がやって来た! 異世界に残した嫁が産んだ子供がおっさんを守るためにやって来たのだ! 常識はずれの娘に振り回されるおっさん。 可愛い娘にほっこりするおっさん。 そして、娘の強さに驚くおっさん。 突然やって来た娘と一緒に平和?に暮らすおっさん。 そんなおっさんの些細な日常は脆くも崩れ去る。 今再びおっさん勇者は立ち上がる! 異世界で貰った神様の加護を無くしたおっさんは魔王の子供達と戦えるのか? 戦えおっさん! 負けるなおっさん! おっさん根性を魅せてくれ! そんなおっさん臭いストーリーです。 嘘です。 美少女と美幼女が戦うストーリーです!
幕末の将棋指し 棋聖天野宗歩
投稿日:2017年9月15日 改稿日:2017年9月15日
幕末に現れた強すぎる将棋指し天野宗歩。 将棋三家の出でないという理由で『名人』になれなかった不遇の天才棋士。 その強さゆえに対戦は常に駒落ち(ハンデ)で行われるほどの強さ。 しかし、どれ程強かろうと名人にはなれない。 失意の中で宗歩は将棋の強さ以外の道を見つける。 それは市中に将棋を広めるという大事業! そしてそれを認めない将棋三家。 史実に準じた今作品は宗歩の生きざまと将棋の勝負以外にも読み所が沢山有ります。 宗歩を取り巻く天野門下の弟子達との生活。 宗歩のライバルである将棋三家の抱える問題。 幕末に向かう不安定な時代にこの天才棋士はどのような道を歩くのか? 強すぎた棋聖天野宗歩の人生をご覧あれ。
戦国のちょっと暖かい物語
投稿日:2017年9月14日
織田 信長。 戦国時代を知る人なら誰もが知っている超有名人。 そんな彼には沢山の兄弟がいました。 その中の一人に無礼討ちにあって亡くなった一人の弟がいます。 その名は『織田 喜六朗 秀孝』 この作品の主人公です。 無礼討ちにあったのにこの主人公はその容貌が記録されるほどの美男子でした。 しかし、そんな美男子は容貌とは裏腹に中身はへっぽこです。 ですがそんなへっぽこ主人公は家族の平和の為に頑張るのです。 家族の為に行動し皆を笑顔するそんな心が暖まる物語です。 一部名前が喜六からチョロクの名前で呼ばれる程のチョロい主人公ですが、そこがまた良いのです! 殺伐した戦国時代に一服の清涼さを感じさせるこの作品をどうかご覧下さい。 きっと貴方の心を暖かくしてくれるでしょう!
銭の力は凄いのだ!
投稿日:2017年9月14日
戦国時代の特徴として金貸し土蔵の存在を上げる事が有ります。 日本における金融発達の時期です。 戦国時代の有名な商人は堺の今井宗久、千利休、津田 宗及等がいます。 彼らは商人で在りながら銭の力を持って大名達を動かしていました。 信長も銭の力で天下を取りに行った人物です。 そう、戦国時代は銭が力を奮う先駆けの時代なのです。 では、そんな銭の力を知る転生者はどう動くのか? この作品はあくまでも商人として天下取りを目指す転生者の物語。 現代に置いても人を狂わせる銭の力。 果たして主人公は銭の力を正しく使うことが出来るでしょうか? さあ、あなたも銭の持つ力を見てみましょう!
レビュー作品 信長【旧版】
作品情報
純粋なる思いが重なる熱き男達
投稿日:2017年9月13日
男は正しい道を歩みたかった。 男は産まれた土地を愛し守りたかった。 二人の思いが交差した時、歴史は動いた! 景虎と辰丸。 虎と竜が供に戦う。 その先は荒野か見果てぬ夢か? 外には強敵甲斐の虎が、内には虎視眈々と当主を狙う身内と不満を抱える家臣達。 しかし、二人の思いは何者にも止めること能わず! 吠えよ景虎! 知略を尽くせ辰丸! なろうの戦国史に残る熱い戦いがここに始まる!
飄々として自由な御武家様
投稿日:2017年9月13日
いつもニコニコと笑い、そして個性的な文字の入った扇子を持ち歩くその人は? 『斯波 治部大輔 義統』 通称『斯波武衛』様 しかし、この人物の名前を知っている人がどれ程要るだろうか? マイナーもマイナーの負け組武将である。 織田家の主君でありながら、信長が尾張を統一する前に消えてしまう可哀想な武将だ。 本作はそんな目立たないマイナー武将に一筋の光を当てた作品。 負け組マイナーな武衛様は、内政チートをする訳でもなく、俺ツエーでもない、ただ飄々とした態度と捕らえ所のない言動で周りの人達を翻弄する。 しかし、その言動は多くの武将達に多大な影響を与える稀有な武将だ。 果たしてこの武衛なる人物は歴史にどのような足跡を残すのか? ただの迷惑な老人か? はたまた稀代の弁舌家か? そんな武衛の顛末をあなたも知りたくはないですか?
信長が女性でも、良いじゃないか!
投稿日:2017年8月5日 改稿日:2017年8月5日
本作品は、信長を美少女にして、主人公が果敢に歴史介入して行きます。 主人公の動機がやや不純でも、信長ちゃんの魅力の前には納得出来ます。 とにかく可愛い信長ちゃんに尽くす主人公。 二人の恋物語にも見えます。 でも忘れるなかれこれは歴史物です。 しかし、歴史初心者でもすんなり入って行ける安心設計。 年度事に起こる歴史イベントを丁寧に紹介してます。 堅苦しさのない文章で読みやすく、分かりやすい。 気軽に読める一品です。