これはなかなか(?)素晴らしかった。
人は誰でも、他人のよく見える一部分だけを切り取って、しつこくうらやむ。
「何であいつは…!」「あいつが…!!」
と生きていて思わない人間なんて一人もいないでしょう。
村上春樹さんは、まったく人に嫉妬したことないらしいから、彼は例外かな?
しかし、ほんとに「人生良さそうに見える人」というのは、背負っているものがハンパではない。
それを羨むレベルの人間が同じものを背負うと、「幸せ」どころか「リア充成った! 即爆死(現実)!!」だと思える。
「幸せな人」というのは、やっぱり「今、自分がどれほど幸せか」を想像できている人のように思う。
斎藤一人さんが、缶コーヒーを「豆を作る人、加工する人、港まで運ぶ人、船で運ぶ人、積み下ろしする人、販売する人」などを含めて100円程度で買える現実への想像力を「豊かさ」だと言われたけど、確かにそうだと思う。