レビューした作品一覧全49件
 仕事帰りに、私は通り魔に刺されて死んだ。  と思ったら、猫耳王女に転生していた!  一応こんな感じでこの作品は始まるわけですが、その後の展開はと言えばネタ&カオス、といった展開の連続です。(笑)  その後全てではないですけどある程度読み進めてみて自分の中である種の結論が出ました!!  それはこの作品に”終わり”などといったものを求めてはいけないようだ、ということです。(笑)  個人的に本作品は作者様が納得するまで書き続ければいい、と思っております。  やや強引なまとめ方で申し訳ないですが是非ご一読を!!!
 この作品はいきなり主人公(ヒロイン)の先生への告白&失恋から物語がスタートします。  しかしここからが主人公の本領発揮です。  主人公は大好きな先生をストーカー・・・、ではなく猛アタックが始まります。  果たして主人公は一途な愛を捧げる先生と結ばれることができるのか!?  毎回挟まれる日本文学ネタもいい味を出しております。  是非ご一読を!!
 この世界には未だ、人類にとって未踏の領域が数多く存在していた。  そしてこの物語は、そんなまだ見ぬ未踏領域踏破に命を懸ける、開拓者たちの物語である。  ロボット×ファンタジー×開拓者という独創的な設定が光る作品!  しかもSF&ロボットものに特有の複雑な設定がありながら、思いのほか文章が読みやすいことも魅力的です。  是非ご一読を。  
 よう来たな、まぁ見れや。  ・・・ってな感じでこのレビューの本文を終わらせられれば楽なんですけど、さすがにそういうわけにもいかないので多少の作品の説明文を書きます。  中身もさることながら自分の一押しはやはりイラストですねー。  一話の作品の面白さを一枚の絵で描ききることに見事に成功していると思います。  これだけでも必見と言えます。  是非ご一読を!
 いやあ、この夫婦のやり取りは面白い!  これを見た読者は笑えること請け合いです。  奥様の毒を含んだツッコミにいつの間にやらボケ役にされてしまうだんな様には思わず同情してしまいます。(笑)  でもその遠慮のないやり取りの根底にに夫婦の固いきずなを感じるんですよね。  短くもテンポのいいやり取りが心地よい作品でもあります。  ご馳走様でした!!  
レビュー作品 愛妻語録
作品情報
 ケルドは長年の婚約者であったレティリシアを婚約破棄をし、廃嫡され、ハルティリス公爵家で下働きをしている。なぜ、男爵令嬢マリアと婚約したいと思ったのか・・・。  お互いの愛を確かめ合った一組の男女が黒幕の正体を追う、謎解き要素を含む異世界恋愛ファンタジー作品!  意外な黒幕の正体がラストで明らかに!?  それが誰なのかは是非皆さんご自身の目でお確かめ下さい!!  
 このタイトルが全て・・・、と言ったらレビューが書けないので・・・、ええ、説明しましょう。  お茶汲みOLが聖女に転生して勇者パーティから追放されるも、見事大魔王と結婚する話です!  …えっ、適当過ぎる?  しかしそうとしか説明のしようがないんですよね!!  アーッ、とにかくたった1000文字ですのでさっさと読んじゃってください!!!  絶対面白いですから!!!!(結局適当)  そして最後に一言。  ほぼ、ネタバレしちゃってごめんなさい・・・。
 これは本当に短い作品です。  なんならここに書かれているレビューと大して変わらないくらいの短さです。(笑)  しかしそこに込められたインパクトは鮮烈そのもの!  あえて黒い背景に白い文字が浮かび上がる様に書かれていることが終末を予感させます。  本当に短いながらも読んだあとに強烈なインパクトが残る掌編作品!!  是非ご一読を!!!
レビュー作品 私は、胎児
作品情報
 自分はつい最近なろうで頻繁に他の作者様へのレビューを書くようになった者です。  そしてこれまではほぼ直感と本能でレビューを書きまくってきました。  そんな自分から見れば、ここで書かれている内容は深くうなずくことができるものばかりです。  読みながら自分が今まで直感的に理解していたものが筋道立てて頭で理解できるような感覚を味わいました。  分かりやすくコンパクトにまとめられているのでレビュワー初心者にもオススメ!  是非ご一読を!!
 冒頭で主人公はいきなりいきなり性病に感染していることを告げられてしまいます。  まったく予想外の事態にただ狼狽えることしかできません。  何しろ”感染源”として考えられる人物はただ一人・・・。  妻の不貞行為というあまりにも残酷な現実を前に主人公はどのような決断を下すのか?  そして妻と子、家族それぞれの行く末は?  作者様のシンプルな文章が読者に愛の形、家族の形といった問題を問いかけてくるような作品。  是非ご一読を!
 本作は十九世紀後半のドイツを中心としたヨーロッパを舞台に、ドイツの軍人オスカー・フォン・アレティンの生涯を描いたものです。  正直、作者様の膨大な資料を当たったと思われる丹念な下調べの形跡に自分も圧倒されております。  この作品のレビューなど書けるのか、と書く前に躊躇したほどです。  ただこの作品の注目度が思いのほか低いと感じられたため、拙いレビューでもないよりはましか、と思い切って筆を取ることにした次第です。  国と時代は違いますが、個人的にはトルストイの『戦争と平和』を想起させる作品でしょうか?  あの作品もヨーロッパを舞台にした「歴史大河ロマン小説」といった趣がありますから。  いずれにしても六十万字を超えてなお完結を見ない本作を是非ご一読下さい!
レビュー作品 君影草
作品情報
 いやー、なんかいろいろな意味でほんとに自由な作品です。  読んでいると独特の解放感のようなものが感じられてもう笑うしかありませんでした。  タイトルからしてすでにぶっ飛んでますしね!(笑)  ただ後半部分でちょっと考えさせられるような箇所もあるんですよねー。  意外に哲学的な部分も含んでいたりする作品です。  是非ご一読を!
悲劇なのかもしれないが、ある種の美しい余韻が残る短編作品!
投稿日:2023年6月20日 改稿日:2023年6月20日
 主人公の佐藤和也は斉藤竜樹というハンドルネームで、とあるゲームサイトの詩のコミュニティに作品を投稿していた。  ただ自身の心情を吐露するだけの詩。  そんな僕を変えたのは、同じコミュニティにいる藤木優だった。  彼女に出会い、彼女を通して知った、理想と現実。  それでも尚、強くあろうとする意思、それが僕の紡ぐ言葉を変えた。  僕は彼女との交流を通して、ある約束を交わす。  それは僕にとって何よりも大切な約束で、これからも変わることはないの約束だった・・・。  たとえ互いに会うことがなくても想い合うことはできる、という強いメッセージが伝わってくるような作品。  正直、実際自分が同じ境遇になったら難しいかもしれませんが、一方でこんな愛の形の存在を信じてみたい気持ちもあります。  悲しい終わり方なのかもしれませんが、一方で読んだ後に美しい余韻を感じる本作。  是非ご一読を!
 本作品の特徴を一言で表せ、と言われるとまさに本レビューのタイトルの通りになります。  そしてあとは皆さん自身の目で確かめてください、と・・・。  この文字数ではレビュー投稿できませんね、申し訳ありません。(笑)  文芸、というよりは絵画、という表現の方が相応しい本作品。  百聞は一見にしかず、という言葉が何より似合う作品です。  是非ご一読・・・、いえご一見を!(笑)
 初めは幼馴染みの男子二人のゆるい会話から始まる本作品。  しかしやがて二人の会話は思わぬ方向に向かっていき・・・。  二人の男子の軽妙なやり取りこそがこの作品の最大のキモだと思います。  そしてそのやり取りから感じられる作者様の言葉選びのセンスの見事さこそが、本作品の面白さを高めている最大の要因だと思います。  そのテンポのいいやり取りはまるで連想ゲームをずっと見続けているかのよう。  是非ご一読を。
 田舎領主とはいえ、れっきとした貴族令嬢である主人公。  ところが彼女はある体質により、見合いにて連戦連敗しています。  このままいきおくれとなり、義弟の世話になるわけにはいかないと、婿探しのために開拓団に飛び込みます。  ところが、その開拓団に次期領主になるはずの義弟が現れて・・・。  実は身近にこそ真実の愛があったという幸せの青い鳥のようなオチの異世界恋愛短編作品。  是非ご一読を!
 木こりが冒頭斧を泉に落としてしまい、そのあと泉の中から現れた女神が 「あなたが落としたのはこちらの金の斧ですか、それとも銀の斧ですか?」  と尋ねる。  とくればたいていの人はああ、あの話か、と超有名童話を思い浮かべるここと思います。  しかしこの話はそんな単純な話ではないのです!  超有名童話を見事な形でアレンジさせた作者様の手腕が光る本作品を是非ご一読下さい!    
 その豚を見るといいことがある。  そしてもし触ることができたなら・・・  これを見れば誰もが、んな訳ねえだろ、とツッコミを入れたくなることだと思います。  でもあるんですよ!  いやマジでッ!!  といったようなかなりシュールな内容が描かれている短編作品。  この作品を読んだ後はあなたもついつい空を見上げて豚を探し始めるようになること請け合いです!  是非ご一読を!!  
レビュー作品 空飛ぶ豚
作品情報
 奏子は結婚6年になる34歳の専業主婦。  5歳年上の夫・旭良との間に子供はいないが新婚同様の幸せな日々を過ごしている。  ある日、近所のカフェでお茶をしながら本を読んでいた奏子はふとしたことで同じアラサーの男性・清志郎と出逢い・・・。  初めから”道ならぬ恋”といった様相で物語は始まるのですが、ラストの清志郎の正体が個人的には注目ポイントです。  作者様のセンスを感じさせる詩的な文章や上品な描写、豊富な知識なども魅力的。  是非ご一読を。
この結末は素敵です!
投稿日:2023年6月19日
「天国へはどうやったら行けるんでしょうか?」  桜の木の下で出会った不思議な女性はなんと天国への道を探す幽霊さんだった。  主人公の男性は彼女を天国へ送るため、彼女のやりたかったこと、したかったことを実践します。  果たして彼女は天国へ行く事ができるのか、ということが問題になるかと見せかけて、ラストは意外な展開に・・・。  意表を突く展開のうまさとラストの温かい結末が印象に残る作品。  本当に素敵な作品でした!
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