レビューした作品一覧全3件
作者の想いが伝わる短編の名作になりうる作品
投稿日:2022年5月21日 改稿日:2022年5月22日
偶然Twitterでご縁があり読ませていただきました。文章量はそれほど多くないので時間をそれほどかけることなく読むことができました。 さて、作品はおよそ10年ほど前、ある出来事を中心として描かれている作品です。作品自体もさることながら、自分は主に作者様の考えに感じたことについて触れようと思います。 作者様は当時、その出来事が起きた時中学2年生ということで、偶然ながら、自分と同じ歳に"それ"を沿岸部で経験していました。 私が何よりこの作品を評価したいのは、この出来事を中心にして小説を書こうとした作者様の熱意にあります。 中学国語の教科書のエッセイに「薔薇のボタン」という作品があり、その作品が頭をよぎりましたが両者とも同じ葛藤を抱きながら作品を出したのだと思いました。 同じ世代として、同じ作家として、一人でも多くこの作品が目につくことを願います。
レビュー作品 海のシンバル
作品情報
大作を期待せざるを得ない作品
投稿日:2016年7月21日
現在6話更新した時点sで日間一位を取ったと聞いたので読んでみました。そして読み終わった後に納得。 まだ序盤も序盤ですが、作品の世界観を『説明』するのではなく『描写』することで、違和感なく読むことが出来ます。その設定もモンショーさん(作者)がかねてより温めていたと言う通り、作り込まれた緻密さを感じます。見切り発車の作品は後付け設定が多いですが、この作品で言えば、それは杞憂に終わりそうです。 これだけの高評価というのは作者にとって喜びも大きいでしょうが、同時に確かなプレッシャーにもなるはずです。その重圧にも負けず、毎日投稿を続けるというのも、ある種でこの作品の魅力の一つかもしれません。
読者1号、でしょうか
投稿日:2015年11月26日
以前感想を書いた者です。 とりあえず今ある超レイドボスのとこまで読みました。 デスピエロ1号(名前うろ覚えだけど)のところらへんからおっ、となり始め、そこからはどんどん話に引き込まれていきました。面白いです。 感想で述べた通り、SAOのクリア条件にはなかった非テスターの全滅という設定がとてもいい味を出しています。 ボスがべらぼうに強いことによってプレイヤーの心に生じる欲望がとてもよく書かれていると思います。 また戦闘描写も分かりやすくそこも面白さの一つかなと。 主人公が某キリノジさんよりチートな強さなのが個人的には少し気になりますが、まあこれは好みの問題でしょうね。 これからも楽しみにしてます。