所謂ゲーム世界に転生?憑依?という今ではありきたりな設定ではあります。一ページが物凄く長いですがそれでも数ページ。あらすじもめっちゃ簡素です。
ですが、内容が非常に濃く、きちんとしたストーリーと登場人物の心情や性格などがヒシヒシと伝わってきます。たった5ページなのに、読み切ると本一冊を熟読したような満足感と疲労を感じさせてくれるほど面白いです。
主人公の思いがブレないところ、自分は好きです。隊長も好き。
多くの人に知って欲しいです。自分も2024年も終わりになって2019年のこんな素晴らしい小説があるんだと感動しました。
他の方のレビューがわかりやすいので、そちらを見ていただけると内容についてはなんとなくわかるかなと思います。
今年最後の名作、見つけてみませんか?