関係悪いハルぺリア王国とサングレール聖王国の間にある小さな村に生まれた主人公モングレル。
国としては険悪でも民間レベルでの交流は多少あって。
モングレルの両親はまさに別の国の出身だったみたいですが……戦争勃発によって、亡き人に。
その後いろいろあって、冒険者になったモングレルはいくつかの秘密を持っていた。
転生者であること。画期的な発明に通じる現代知識を持っていること。強力なスキルを持っている事。
けれど彼はそれらを秘匿し……冒険者としても実力がありつつも、長年ブロンズランクに留まっていた。
それは、ハーフであることが明らかな彼を軽視する輩もいて、変に注目されたくないといった理由もありますが。
自分の楽しさを追及していくために、欲張りすぎない彼の生き方が楽しい作品。