まあよくある、神様による異世界転移小説なんですが、能力基準が平均で！？これが落とし穴（笑） 足して２で割る平均値。 ただし魔力、体力共にこの世界における、魔力（体力）ゼロの者と魔力（体力）最大の者との丁度真ん中。 ＭＡＸが古代竜基準ではそりゃあないぜσ(^_^;) と言うことで人間基準じゃチートもイイとこなんですが、それでも私は平均だ！と頑張る主人公でした。 なお、ヒロインの頭がいいのか悪いのか微妙なところや、ところどころに込められたミョ～な？ギャグ（日本フカシバナシ！）これに嵌ると要注意(^^;　好きな方には大爆笑、そうでなければかなり引くかも。 これからの展開が期待される作品だと思います。

　よくある異世界ものや、チート主人公によるストーリーが好きな方には疑問符？がつくかもしれません。 　文章も第３者視点による１話完結のスタイルで、これもチョッと変わった書き方をされており、途中から見てもそれなりに面白く読むことができます。 　とは言えストーリー自体はしっかりとつながっており、ぜひ最初から通して読まれることをお奨めいたします。 　お話は「ななお」さんが紹介されているように、凄腕の弓士と剣士による立身出世？のストーリーなんですが、天然ボケの主人公弓士がなんともいい味を出しており、周りの一癖有るどころではない脇役がいいスパイスになっています。 　一度読んで嵌るとその独特の味に、ぐんぐん引き込まれて行かれるかと思います。