最近になってやっとTVなどで取り上げられるようになってきた発達障害。
世間的には、仕事ができない人や、変な人、孤独な人という風に伝わっていると思います。
彼らの心の中に関しては、まったく想像もつかない人の方が多いのではないでしょうか。
一般的には「努力しない」「自己中心的」「わがまま」「甘えている」と捉えられがちな人達ですが。そんな彼らも悩んだり苦しんだりしています。障害に胡坐をかいて楽をしている訳ではないと思います。
この物語では、社会経験を通して、発達障害のつらさや社会に対する認識を伝えています。先生の対応もベストだと思います。そして、世の中というのは誰に対しても厳しいというのはどうしようもない事実だと思います。
私自身、物語で先生の語るたとえ話は理解できませんでしたが。ラストの一行が美しいと思いました。