愛すべきポンコツ悪役令嬢アレクサンドラがある意味前向きに、果敢にも異文化に挑み成長していく物語。
欧州的国家の中でも一番の名門貴族で裕福な生活を送っていた主人公が過酷な旅を続ける流浪の王の元へ嫁入り。
不純な動機ではあるけれど、前向きに王の寵愛を得るために体当たりで過酷な旅に喰らい付いていく。
主人公が本当に一辺倒な前向きな良い子!とか、耐えて耐えて耐える素晴らしい人格者と言ったタイプからはかけ離れているのだが、異文化を受け止める力に長けていて、非常に愛すべきポンコツ具合。
彼女を取り巻く人々もとてもクセがつよくて魅力的。
多分10回は読み返した…。のに。この作品のレビューがうまくかけなくてもどかしい。