本レビューでは、作品の内容には一切触れない。
ここで書きたいのは、本作は『読むべき人』と『読まないべき人』がいる。その一点だけだ。
初めに、『読まないべき人』は『劉備が好きな人』だ。
劉備が好きな人は、読むべきではない。
理由は単純明快。作者が蜀を嫌っているからだ。これは勿論偏見である。しかし独断に基づいた事実でもある。
次に『読むべき人』とは、『司馬懿が好きな人』だ。
こちらも理由は明確。作者が司馬懿を愛しているからだ。やはり偏見である。それでも独断に基づいた事実であると再度明言させて頂く。
以上。
最後に、本作は三国志を題材としたifストーリーだ。
あらすじには『三国志を知らずとも楽しめるように』と書かれているが、真に受けない方がいい。
しかし裏を返せば、三国志を知っていれば知っているほどニヤリとできるということでもある。
ぜひ楽しんでほしい。