ヒトは何故、旨い物を求めるのか。それは効率的に食物から栄養を得る為だ。食欲を増進させて胃の活動を活発化させれば、より効率的に栄養が得られる。
…こんな事は知らなくても、舌に由来する欲求の赴くままヒトは更なる味を求めて止まない。時には食材や香辛料を取り合って荒いが起きる程、食への欲求は果てしないのだ。
だがしかし、この作品の主人公は不憫な程粗末な環境で身悶える。チート? 理由有って貰いませんでした。恵まれた環境? いや無理でしょ文明って進歩しなけりゃ調味料すら金に値するんだから。そんな世界で立身出世を料理で目指すんだから、一筋縄ではいきません。
でも、これぞまさしく…成り上がりってもんでしょ! ほらほらそこのあんた! こーゆー【判ってる作品】を読まないと、頭の芯が腐って使い物にならなくなるぜ?
じゃ、続きが気になるなら…読み終わった最後に評価ボタンがあるだろ? それ押して待ってなよ!