数奇な偶然と言うべきか、滑稽な必然と言うべきか？ 歴史と言うものが存在する以上、確かにあったそこはお伽噺もかくやと言うありさま。 幾つも辿って来た時代の中で、時に目を輝かせて時に誰も信じる事はない。 そんな出来事は、確かにあったのかも知れません。 この世の誰もが信じる事が無かったとして、記録が全て失われたとしても。

どこかにあるかも知れない、でもどこにないかも知れない、そんな世界。 貴方の居る世界は、真実あなたの知る世界ですか？ 誰の中にもありそうで、探しても見つからないかも知れない世界。 そんな世界は、誰かにとっての小説で、漫画で、ゲームで、ドラマで、現実ではないのかも知れない。 ほら、あなたの隣に居ませんか？ 「台本（シナリオ）」を語る誰かが。

「ソレ」は世界を変革する存在。 けれど見ただけで理解出来るだろうか？　見た目だけでは知る事が出来ない。 その人物は「魔女」と呼ばれる事もある。 彼または彼女は、どこに居るのだろうか？ もしかしたら、すぐ側に…。