シリーズ一覧全2件
高校生になり、桜がきれいな季節。 世界に色が見えなくなり、下を向いて生活していた優音だったが。とあるひ、駅の階段で声がかけられる。 柔らかく、桜のように美しい声色が優音の世界を色づけていく。
僕らは生活に感覚というものを使う。いわゆる第六感だ。この感覚はほとんどの場合確率てきで、正確ではない。だが俺らの第六感は違う、それは正確で必ず起こる。