朝起きて、朝食を食べ、学校へと足を運ばせるいつもと同じことをするが今日は特別な日だ 学校からの帰路で神社へと寄る。 賽銭箱へ五円玉を投げ込み、一礼二拍手をして強く念じる。 すると頭に直接声が聞こ…

俺が昔住んでいる村は、小さくみんなが貧乏な村だった だけど、村の人たちは優しくて大好きな村だった… 「ひろぉ～」 俺は当時思いを寄せていた優奈という少女とよく一緒に遊んでいた 「今、行く」 「…

「どうなってんだよ」 「あれはいったいなんだ、お前は誰だ」 『俺は…』 声が聞こえた後目の前に小さな竜が現れた 「バハムートだ」 「そうかだったか」 「驚かないのか？」 「まぁここまでくる…

浮いてもないのに空が見えた 全身がいたい 『痛いだろぉなぁ』 『雲の上から落とされたんだし』 そんなうえから 『体の調子はどうだい』 不思議と体の底から力が湧き出してきている 「なれなれしぃんだよ…

俺の名前は如月隼人16歳 平凡な毎日をただ自堕落に過ごしていた 昨日までは 一回の交通事故で俺は全てを失った 親も金も友達も… それっきり学校にも行かずに 祖父からもらった日本刀をひたすらに振っていた…

「おらぁ」 周囲は刃物がぶつかる音が響いていた 「てめぇが連続殺人犯か？」 仮面をつけた男は、コクリとうなずいた 「人を殺して、何が目的だ」 仮面男は低い声でしゃべりだした 「目的？」 「何を…

任せてくださいとは言ったものの… 話しかけずれぇ、くっそ そもそも女子としゃべるのなんか… 考えるのはやめよう どうすればいんだよ 「何しゃがみ込んでんのお兄ちゃん」 「おお時雨か」 「どう話…

僕は、小説なんで書いてるんだ？ そうだ自分にも人気の小説家になれる的な健気な願望から始まったっけ… 僕は漫画やアニメが好きだった 小説なんて正直読むのがつらいほどに嫌っていた でも、原作が小説のアニ…

「あの子よ」 「あれが噂の…」 「なんでこうなんだよ」 「俺は人助けしかしてねぇぞ」 「お兄ちゃん落ち着いて」 「落ち着けるか」 「学校に登校するだけで周りに変な目で見られんだぞ」 「時雨にも迷惑か…

「キャ〜」 「誰かカバンを取り返して」 ズドン 男性がひったくりの犯人の乗っているバイクに突っ込んだ 「捕まえたぞ」 「逃げんじゃねえぞ」 ゴソゴソ 「お嬢さん これバックです」 「ありがとうご…