2018年05月18日 (金) 09:03
現在、4705文字。
キャラが動いてくれなかったり、時間がなかったりですが、
五月中には終わらせたいと思っています。
以下、次回予告風抜粋。こんな高校生いるんだろうか……?
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「不備、ですか? そうですね、会長。貴方あなたの存在そのものがこの学校にとっては病理だとボクは思いますよ」
「あら、どうして? 私は真摯にこの学校の生徒会長を務めているつもりなのだけれど」
「ええ、そうでしょうね。でも能力も才能も華もある人間の全力なんて、能力も才能も華もない平凡なる学生たちには毒でしかないでしょう? ずっと年上の相手なら、ただ憧れていれば、もっと遠くの人間なら別世界の人だと思っていれば、いい。でもそれが身近な同年代の相手なら、自分の限界に絶望するか、相手を崇拝するか、しかないじゃないですか」
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「いくら私だって誰かに合わせることはできても、みんなに合わせるの不可能よ。用量用法は自分で調整してもらうしかないわね」
「過量服薬(オーバードース)が多発しますよ、それ。あなたの言っていることは結局、強者の論理にすぎないんじゃありません?」
「私が私の虚像を崩さないのは、奉仕のための練達(マスタリー・フォー・サービス)のつもりでもあるのだけれど。たとえ虚像だとしても、それに取り縋すがらなければ生きていけない人もいる。そうでしょう?」
そう言っていただけると安心しました。
しかし自分が読者の時は『化物語』とか読むと、
こんな長文会話というか問答というかはリアルではないだろ、ラノベ的にはアリだし面白いけど、
と思っていたのに、結局自分も長文会話、書いてしまいました(笑)
高校時代を振り返ると、しゃべっていると感じないだけで長文会話してたのかもしれないな、とも思いました。