2025年05月09日 (金) 18:22
本編の舞台となっている〈テストリア大陸〉は以下の文化圏に大別できます。
・北方
・ファランティア王国
・南部沿岸都市国家群(テッサニア)
七大神を柱とする信仰は共通していますが、地域ごとに神話の解釈等の違いがあります。例えばファランティアではドラゴンが自身を信仰の対象とすることを禁じたので、ドラゴンの姿をしているという天空の神ゼフィスは奉られず、六大神と言ったりします。テッサニアでは〈貿易海〉の島々で信仰されている塩の女神が大海の神の娘とされていたりします。
北方では七神のうち特に〈大地の神ノウス〉と〈大海の神オルシス〉のどちらかを主神としており、この二柱の神は未来の戦争に備えて勇者の魂を自軍に招いていると信じられています。戦場は神が魂を見定める聖なる場であり、勝利を重ねることはもちろん、たとえ果てても神に認められるほどの働きをしたならば至上であると考えられています。
北方人については、北方が舞台の『海賊王の娘と森の国の王子( https://ncode.syosetu.com/n7689fl/ )』が詳しいですが、「長いよ!」という方にはこちらが短編で読みやすいと思います。
『月の無い夜にエギルが語ったこと』
https://ncode.syosetu.com/n3491kl/
北方地域では有名な昔話です。
さっと読めますのでぜひ。