『やめ勇』14話、じんわりと投稿しております。
2023年08月15日 (火) 21:55
 どうも、いつもありがとうございますー。

 i635010
 〈作:砂礫零さま〉

 ご覧の通り、八刀皿 日音です。ボンクラです。

 お盆ですね。さらに夜なので暗いですね。
 つまりはボンクラですね。
 このボンクラとは一切関係ありませんが。(キリリ)

 さて今日も、ダメージ床を避けつつ投稿しとります。(?)


『勇者をやめるには勇者をやるしかない!?』


 そんなわけで14話です。
 主人公と、某カップルの絡みはどんな感じになるのやら……みたいな?(適当)


 ……でもって、さてさて、今日もまたおバカなゲーム紹介でもしませうか。
 本日のタイトルは、前回からのアーケード繋がりで……『大江戸ファイト』なんざいかがでしょう。
 どーですか、名前からしていかがわしいというか、ヘンなニオイが漂ってくるでしょう?
 ええ、それは間違いではありませんよ!

 この『大江戸ファイト』、いかにも時代を反映した(94~95年ぐらいだったかな)、当時大流行のジャンル、そう格ゲーです。
 ただし――「実写取り込み」の。
 それなりの戦歴があるゲーマーならお分かりでしょう……ちょうどPS初期ぐらいのこの頃、妙に流行ったけど、基本的にそれが使われているゲームは概ね「バカゲー」とか「クソゲー」だという呪われしキーワード、「実写取り込み」……!
 以前ボンクラが紹介した、「実写取り込みVSアニメ画」ってイカレた企画の「ツインゴッデス」なんかもそうですね。

 で、この大江戸ファイトは、ツインゴッデスと比べるとまた別方向にトガりまくったおバカなゲームであります。
 ツインゴッデスが、ある程度はマジメに作ろうとして(というか色々勘違いして)スベってるタイプの失笑系バカゲーであるのに対し、大江戸ファイトは完全に狙って作ったタイプの確信犯バカゲーです。
 ちなみにですが、ゲームとしては、ツインゴッデスよりもマトモな出来なのでよっぽど遊べます。

 さて、ではどういう面がバカなのかと申しますと…………ぶっちゃけ、ほぼほぼ全部。(真顔)
 そもそも、何か一説によると、かの残虐系格ゲー、「モータルコンバット」を手本にしたとかで(なんでよりによってそれなんだ)、やたらとグロ描写にチカラが入ってまして。
 通常攻撃1発入っただけでも、「これ、もう首飛んでんじゃね?」ぐらいの勢いでムダに血が噴き出しまくります。
 しかも、いかにもモーコンを手本にしたといわんばかりの、勝利時の「トドメ技」もあったりしまして……。
 これを食らわせると、相手が真っ二つになったり、上半身吹っ飛んで下半身が立ってるだけになったり、木っ端微塵になったりします。
 が、まずもっておバカ臭が漂いまくってるゲームなので、凄惨とか残酷とか言うより「あ、アホや……」としか思えませんが。(苦笑)

 でもって、ストーリーは……まずあるのかないのかよー分からんし。
 キャラだって、アレな奴らしかいませんし……というか、キャラのインパクトだけでもこのゲームが記憶に刻まれるのは間違いない、みたいな。
 それは、他のゲームならキワモノ間違いなしの、歌舞伎系キャラが2人もいる(しかも片方はアヤしい外人風日本語をしゃべる)のに、他にインパクト強すぎるヤツがいるせいで、むしろ普通にすら見えるぐらいだったり。
 ああ、不知火舞の劣化版みたいなくのいちも、わりと普通っぽいですかね。
 他にも、遠山の金さんみたいな上半身ハダカのサムライも普通っぽいですが、桜吹雪の刺青かと思いきや、「桜吹雪の刺青の模様のTシャツ」着てるだけだったり。
 やたらとワルそうな顔をした着ぐるみの河童だったり。
 ――そして極めつけが、その名も「一休」というお地蔵さん。
 表現が難しいんですが、ドラゴンボールのマジュニアみたいな服装(マントは無しで)に、地蔵の被り物とそれっぽい手袋をした、着ぐるみとも言えないアヤしすぎるキャラでありまして。
 ゲーム中の立ちポーズが、手を合わせた格好のまま腰を前後に揺らしてるとか、ボイスにナゾのエコーがかかってるとか、「南無阿弥陀仏」の文字を飛び道具として放つとか、1本目の勝利ボイスが「お茶の子さいさい~」だとか、2本目の勝利時には後光が射す中、「な~んま~いだ~」だったりとか……。
 もちろん、そんなお地蔵さんもトドメでは相手の上半身を「南無阿弥陀仏」の文字で容赦なく吹っ飛ばしますし、自分が負ければやはり容赦なく血飛沫あげて吹っ飛びます。(……地蔵?)
 ……ああ、あと、キャラクターセレクト画面のキャラたちが、みんなして「両腕を90度に曲げた微妙なバンザイポーズのままくるくる回転」というのもまたシュールというか何と言うか。

 ……とにかく、なんか文字にしてると良く分からなくなってきますが、ヘンでバカなゲームなんです。
 正直これ以上は説明しづらいというか……もう動画でも見てくれ!(丸投げ)


 そんなこんなで、最終的には丸投げですが、今日は『大江戸ファイト』について語ってみました。
 アホな話にお付き合い下さりありがとうございました。


 ではでは。
 この先も、どうかよろしくお願いいたしますー。

コメント全6件
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八刀皿 日音
2023年08月16日 21:41
――間咲さんへ。

どうも、お疲れさまですー。

おお、さすがゲーセン小僧の兄やん……大江戸ファイトも知っておったとは!
しかしまあ、筐体置いてある店少なかったっすからね……ボンクラも、梅田地下街のアヤしい場末のゲーセンぐらいでしか見てないし。(笑)

PS初期って、これまでゲームとはまるで関わりなかったようなところまで、無闇に首突っ込んできてましたからねえ……。(苦笑)
加えて、既存のメーカーも、3Dでどんなことが出来るのかって、実験的にいろいろ試してる感じでしたしね。
でも、その熱量が良かったんだよなあ……。(しみじみ)
八刀皿 日音
2023年08月16日 21:34
――夕立さんへ。

え~、大丈夫っすよー。
ただただおバカなだけですって~。(ニコニコ)

うーむ、しかしこれはアレかな、真っ当な神経の持ち主たる皆さまに比べ、ボンクラってば自覚してる以上にヤベー感性してるってことじゃろか。(遠い目)

いやしかしホント、ボンクラってやつぁ、商業的大成功のヒット作より、こーゆーのについつい惹かれちまうんすよねー。
バカゲー最高!(笑)
八刀皿 日音
2023年08月16日 21:26
――オムライスさんへ。

どうも、お疲れさまですー。

いやはや、ムダに精神ダメージを負わせてしまったようで申し訳ありませぬ!
反省はしませんが!(おい)

しかし、ゲームを愛する者としては、やはり知っておくべき歴史の1ページではないかという義務感をもっての紹介であってですね……。(早口)

不知火繋がりについての真相は定かではありませんが、このスタッフのやることですからね、あってもおかしくはなさそうです。(真顔)
間咲正樹
2023年08月16日 09:51
更新お疲れ様です!
大江戸ファイト、名前は知ってましたが、そんなゲームだったんですね(笑)。
PS初期ぐらいの頃が、ある意味ゲーム業界は一番混沌としていた気がしますね(しみじみ)。
夕立
2023年08月15日 22:51
動画は楽しくなさそうだったので華麗にスルーを決め込みました。
オムライス先輩の経験は無駄にはしない!

しっかし、あれっすね。
バカゲーを狙って作れるって凄いと思うのですよ。
狙うと難しいんじゃないですかね、突き抜けた馬鹿。(褒めてる
お疲れ様です!

大江戸ファイトの動画観てきました。
一休キモかったです(笑)
小さいソーラーパネル
で規則的に動く置き物みたいな動きもそうですが、波動拳みたいな技を出すときの「波ー」って声が嫌悪感を覚えるレベル(笑)
でもって、劣化した不知火舞が不知火幻庵みたいな爪を使っているのは、狙っているのか? と思いました(笑)

しかもその動画、他のキャラは上半身が吹っ飛ぶ死に方なのに、劣化した不知火舞だけ、「一触即発」とか言って、下半身はおろか全身肉塊にされて、そこに顔の表面だけ乗っているようなやばい死に様でしたよ。恨みでもあるのか?(笑)