2021年09月06日 (月) 10:07

↑100枚ジョッシュチャレンジ、長期企画です。
イラスト交換企画
11月30日(火) テンプレ提出締め切り

イラスト交換企画作品一覧 作成/雨音さん
一覧埋めにご協力お願いします!
★イラスト交換企画・活動報告お散歩用★
◆初心者ウェルカム部門
01.【絵師】
あっきコタロウ
◆中級者ガッチリ部門
◆上級チャレンジ部門
02.【絵師】
長岡更紗
日程
11月20日(土) テンプレ未提出ペアに、進捗状況を伺うメッセージをします。
11月30日(火) テンプレ提出締め切り。
12月1日(水)か2日(木)頃 『なろう美術館へようこそ』に掲載、投稿します。
第三回の方をお読みください。
総合ランキング2021②
今日は11〜20位の発表です!(9月5日時点での集計です)
じゃじゃーん。
11位 野菜たちが実を結ぶ~ヘタレ男の夜這い方法~
読了時間:約29分(14,442文字)
レビュー数: 5件(特撮仮面先生、遥さん、コタロウさん、ナガトラさん、こた☆カンさん)
総合ポイント: 742 pt
ブックマーク: 89件 評価人数: 63 人 評価ポイント: 564 pt
12位 愛する貴方と生きたくて (初)
読了時間:約5分(2,125文字)
レビュー数: 0件
総合ポイント: 634 pt
ブックマーク: 48件 評価人数: 63 人 評価ポイント: 538 pt
13位 元奴隷とエルフの恋物語
読了時間:約135分(67,275文字)
レビュー数: 4件 (秋野さん、特撮仮面先生、悠元さん、友理 潤さん)
総合ポイント: 528 pt
ブックマーク: 125件 評価人数: 32 人 評価ポイント: 278 pt
14位 【B】聖女だったのに婚約破棄されたので、悪役令嬢に転身したら国外追放されました。せっかくなので田舎のスローライフを満喫していたら、なぜか美麗な騎士様に求婚されています。(初)
読了時間:約34分(16,908文字)
レビュー数: 0件
総合ポイント: 524 pt
ブックマーク: 29件 評価人数: 58 人 評価ポイント: 466 pt
15位 【A】聖女だったのに婚約破棄されたので、悪役令嬢に転身したら国外追放されました。せっかくなので田舎のスローライフを満喫していたら、なぜか美麗な騎士様に求婚されています。(初)
読了時間:約23分(11,120文字)
レビュー数: 0件
総合ポイント: 518 pt
ブックマーク: 34件 評価人数: 55 人 評価ポイント: 450 pt
16位 田舎と秘境と私
読了時間:約36分(17,627文字)
レビュー数: 4件 (斎藤秋さん、暮伊豆さん、日南田 ウヲさん、サカキショーゴさん)
総合ポイント: 494 pt
ブックマーク: 55件 評価人数: 40 人 評価ポイント: 384 pt
17位 再び大地フィールドに立つために 〜中学二年、病との闘いを〜
読了時間:約465分(232,233文字)
レビュー数: 5件 (海水さん、武 頼庵(藤谷 K介)さん、遥彼方さん、みわかずさん、exaさん)
総合ポイント: 474 pt
ブックマーク: 97件 評価人数: 31 人 評価ポイント: 280 pt
18位 なろうFA集とかどうでしょう
レビュー数: 0件
総合ポイント: 472 pt
ブックマーク: 51件 評価人数: 38 人 評価ポイント: 370 pt
19位 ボッチな私と缶コーヒー (初)
読了時間:約3分(1,318文字)
レビュー数: 0件
総合ポイント: 456 pt
ブックマーク: 21件 評価人数: 46 人 評価ポイント: 414 pt
20位 ペチャパイヒロイン奮闘記
読了時間:約11分(5,233文字)
レビュー数: 7件(斎藤秋さん、如月ちあきさん、特撮仮面先生、pecoさん、閣下、舞花さん、コタロウさん)
総合ポイント: 455 pt
ブックマーク: 48件 評価人数: 42 人 評価ポイント: 359 pt
ーーーーー
タグ盛り比較作品が、結構上位に入っていました!
今でもちょろちょろとポイントを入れていただいているので、600ポイントくらいまでは上がるかな?
でもポイント的にはあまり差が出ませんでしたね。
どっちも好きな人がいるということで、喜ぶべき結果になったかなと思います!
大地も17位で頑張ってくれていて嬉しいです!
時間をかけて書いた作品は、やっぱり思い入れが強いですね。
ボッチも意外に上位に食い込んでいてびっくり!
長岡節全開の愛する貴方と生きたくてや、元奴隷も上位入り、嬉しいですー!
今日は今からお出かけするので、返信は遅くなると思います。
申し訳ないー。
割烹連載
若くて婚約破棄、第三章フローリアン編
07.認めてしまえば
舞踏会の日、フローリアンは重い体を引き摺るようにして姿見の前に立った。
フローリアンは、女にしては身長が高い方だ。
一般的な身長の女性がヒールを履いても、まだそれよりは高い。男としては低めだが、取り立てて気にならない程度である。
当然、ダンスは男性パートを踊る。結構密着するので、バレないように胸を押しつぶしてから服を着替えた。
燕尾服にホワイトタイは、己のかっこ良さに笑ってしまうくらいに似合っている。ひらひらと揺れるドレスや優雅に舞うダンスなどとは無縁の姿。
本来なら──という言葉が脳裏によぎったところで、フローリアンはそれを振り払った。
「どうしたんですか、王子殿下。せっかくの舞踏会なのに、冴えない顔して」
舞踏会場に行くまでの馬車の中で、ラルスが不思議そうにフローリアンを覗き込んでくる。
本日の舞踏会場は王城ではないので、出向く形だ。外を見ると、夕日が沈んでいくところだった。
夕闇の街はきれいだが、ワクワクとした期待感など微塵も湧いてこない。
「僕は、女性と踊るのが苦手なんだよ」
「えー、なんで!! 殿下なら、選びたい放題でウハウハじゃないですか!」
「まったく、ラルスに代わってあげたいよ」
「いやー、彼女に怒られるんで、やめときます」
「……え?」
唐突に出てきた『彼女』というフレーズに、フローリアンは目を剥いたままポカンとラルスを見上げる。
「か、のじょ……いたのか?」
「いますよー、まだ付き合いたてですけど」
ラルスの嬉しそうな顔。
確かにラルスは顔もいいし優しいし面白いし、まだ二十歳の健康な男性だ。彼女ができても、なんら不思議はない。
なのに、なぜだがフローリアンの頭に、殴られたような衝撃が走った。
「そ、か……知らなかったよ……」
「あ、こういうのって報告した方が良かったんですかね」
「いや、どっちでもいいんだけど……そうだね、知っておいた方が、融通を効かせてあげられるかもしれない……」
「じゃー何か進展があったときには、殿下にすぐ報告しますね!」
「うん……」
かろうじて、笑えていただろうか。でもすぐに嘘の笑顔だと見破ってしまうラルスだ。
フローリアンは外に目を移し、闇に飲み込まれていく街を見続けた。
馬車の中で綻び始めた胸の内は、舞踏会場に着いても変わらずに疼き続ける。
舞踏会が始まっても、多くの令嬢がフローリアンに詰めかけてきても、まったく踊ろうという気は起きなかった。
王子として、この振る舞いはダメだと頭ではわかっていても、心が追いついてくれない。
「どうしたんです、王子。気分でも悪いんですか?」
人が少なくなったのを見計らって、ラルスが声をかけてくれた。しかしフローリアン自身、どうしてこんなにつらく体が動かないのか、よくわからない。
「ごめん、もうちょっとすれば……多分、大丈夫だと思うよ」
「人に酔ったのでは? ウルリヒ卿にお願いして、別室を用意してもらいましょうか」
「大丈夫……これは僕の仕事だから」
「けど」
「大丈夫だって言ってるだろ!」
思わず声を荒げると、周囲にいた人たちが驚いたようにこちらを見ていた。
どうしてこんな言葉を、こんな人の多い場所で使ってしまったのか。しまった、と思うも口に出してしまった言葉は取り消せず、冷や汗が流れる。
「申し訳ございません。余計なことを申しました」
するとラルスは自分のせいであることを主張するかのように、即座に恭しく頭を垂れた。
これで従者の失態だったと印象付けられただろう。申し訳なく思ったが、今は立場上謝ることはできない。
しかし、顔を上げたラルスが酷く傷ついていたのを見て、ハッと気づく。
彼は周りに印象付けるために謝ったのではない。心の底から詫びてくれていたのだ。ズキンと音がなって胸の奥が苦しくなる。
どうしてこの男はこうなのだろうか。
真っ直ぐで。
朗らかで。
不器用で。
すぐ怒って、笑って、落ち込んではまた笑っている。
優しくて、自分のことを弟のように思ってくれていて。
そこまで考えると、さらに胸が重くなった。
ラルスは、フローリアンが本当は女だということを知らない。
だからだろうか、こんなに胸が苦しくなるのは。
弟としか思われないから悲しいのだろうか。
彼女を作っていたことが悔しいのだろうか。
ピンッと背筋を伸ばして、一歩下がったところに控えてくれているラルス。
視線が交差すると、いつものように微笑みを見せてくれる。
胸が、痛い。
弟にしか思われていないことが、ラルスに恋人がいることが、こんなにも苦しい。
唐突に、好きだったのかと思った。
認めてしまえば、びっくりするほどすとんと胸に落ちていく。
ラルスといると楽しくて、まずい紅茶の時間ですら嬉しくて、頭を撫でられるとなんだか胸の中から言いようのない感情が溢れてきたことも。
全ては『すきだったから』の一言で説明がつく。
そして、今のつらく悲しい気持ちも。
フローリアンは、フロアで踊っている一組の男女を見つめた。
ツェツィーリアと、イグナーツだ。
頬を染めて踊るツェツィーリアは愛らしい。楽しそうに踊るイグナーツは、心底嬉しそうだ。
今は二曲目。連続でイグナーツと踊っているツェツィーリアは、約束など忘れてしまっているかもしれないなと思った。
だがそれでも構わない。好きな人と踊れるというのは、とても幸せなものなのだろうから。
チラリと後ろを見ると、ラルスが小首を傾げた。
「どうしましたか、王子殿下」
「……いや」
ラルスが踊る相手は、自分ではなく、今付き合っている恋人とだろう。
何を馬鹿な夢を見ているのかと、フローリアンは一人、自嘲した。
面白さの追求
表紙・タイトルバナー
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ฅᐡ ̳• ·̫ • ̳ᐡฅ
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過去企画です。
ナイスな展開( *´艸`)
流石と言ってもらえてうれしいです♡
◆にけさん
あ、読まれていた( *´艸`)
そうなるよねぇ〜。
短編苦手だからあんまり書かないんだけど、それでも作品数が結構増えてきたー\( ˙꒳˙ \三/ ˙꒳˙)/
◆all \( 'ω')/<大地ーー!!