13◆腹田 貝
2021年09月29日 (水) 08:35
作者名: 腹田 貝

参加作品タイトル:家畜の意思 「愛玩用と呼ばないで」

参加作品URL: https://ncode.syosetu.com/n5450dn/

ジャンル:空想科学〔SF〕

希望評価:感じたままの感想を教えてほしいです。「苦手」「気持ち悪い」とかでもOKですが、どうしてそう感じたのか理由があると今後の勉強になります。
勉強の為、マイナス評価でも受け止める覚悟です。ですが、言葉は優しめにしてもらえると嬉しいです。

冒頭10行:
 やぁ、はじめまして。

 君には、私がどう見えるかい?

 そうかい。ちゃんと、白髪よりも頭皮が目立つ痩身の老年雄ヒトに見えるかい。

 種はモンゴロイド(黄色人種)系と捉えてくれているかな。

 おっと、失礼。

 君の世界では、人種についてはデリケートだから気を付けろと、腹田氏に言われていたんだ。

 だが、悪く思わないでくれたまえ。

 なぜなら、私は君とは違う世界に生きているヒトだからだ。

 君の世界とは、異なる価値観も持っている。

(以上、続く)



ーーーーーー

誰でもお気軽に評価・感想をよろしくお願いします!

感想必須参加者はこの10名です。

3 ξ˚⊿˚)ξ <ただのぎょー(Gyo¥0-)
4 島猫。
5 黒猫虎
6 みこと。
7 柚祈 礼憲
8 ぷちミント
9 楠木結衣
10 たこす
11 呂兎来 弥欷助
12 みわかず

感想締め切り:12月31日

腹田貝

↓貼り付け用↓
<a
href="https://mypage.syosetu.com/mypageblog/view/userid/1056924/blogkey/2869034/"> <img src="https://21505.mitemin.net/userpageimage/viewimage/icode/i586406/" width="300" alt="腹田貝" /></a>


冒頭10行評価祭り ←概要↓他の方の感想書き込みはこちらから
BJH祭
コメント全34件
コメントの書き込みはログインが必要です。
腹田 貝
2021年12月01日 14:09
【感想への返信です】

LE-389 様
感想ありがとうございます。

私の感覚基準で申し上げますと、とても「硬派な」コメントを頂けたと思いました。
自分語りですが、この作品を書き始めた頃は「硬派」な書き手を目指し「硬派な」読者様のお目に止まれば……と思っておりました。
しかし、自分が思うその「硬派」には到底なれず(書き手・読み手どちらも)、それが理由の一つでエタらせていた時期がございます。
今は開き直り(?)、自分にとって丁度良い感じのハードさを書こうとしているので気楽に完結を目指せている次第です。

という自分背景を踏まえて、改めて申し上げますと、このような硬派な雰囲気のコメントを頂けて、大変勉強になりました。

「(前略)冒頭の時点で物足りなさを感じています。
私の惹かれる水準の奇妙さは、相当数の読者を置いてけぼりにしてしまうはず。」

少し前の「パンチが弱い」と併せて、かなりの強者に読まれてしまったと焦りました。※褒めです。

「(略)本作は、『価値観の違い』に対するワンクッションが、例に挙げた作品よりも強い。

私はこの前置き無しに、直接物語の世界に行きたいと思いました。『セントールの悩み』みたいな感じで。」

仰る通り「価値観の違い」を強調したくて書いた冒頭ですので、そのように感じてもらえて良かったです。
一方で、「前置き無しに直接物語の世界に行きたい」というとても強い御言葉……!
私には到底言えないです。格好良い!
LE-389
2021年11月30日 00:25
藤子・F・不二雄先生の異色短編とか、そういうノリを期待する冒頭でした。

私は、そういう方向に尖った作品ばかり読んできたので、「ミノタウロスの皿」程度の価値観の差異は「普通」の範疇にあります。
なのでタイトルから想像できる範囲の「異なる価値観」は、パンチが弱いという印象でした。
一般的なそれとは感覚がずれているのは自覚していますが、感じたままを言うのであれば、冒頭の時点で物足りなさを感じています。
私の惹かれる水準の奇妙さは、相当数の読者を置いてけぼりにしてしまうはず。

「これはあなたのテレビの故障ではありません」から始まる「アウター・リミッツ」、あるいは「ウルトラQ」のナレーション。「アウターゾーン」のミザリィ、「世にも奇妙な物語」のストーリーテラー。
読者へ直接語り掛ける奇妙な世界への導入はいくつかありますが、本作の導入はそれらと少し違うように感じられます。
本作は、「価値観の違い」に対するワンクッションが、例に挙げた作品よりも強い。

私はこの前置き無しに、直接物語の世界に行きたいと思いました。「セントールの悩み」みたいな感じで。
腹田 貝
2021年11月16日 05:55
【感想への返信です】

みこと。様
感想ありがとうございます。

「腹田様の作風が正直意外でした! こんな感じのお話を書かれるとは、普段のコメントを拝読した印象から想像していなかったので。
もちろん良い意味です。」

ありがとうございます(*´ω`*)
憧れるけど得意ではないジャンルに挑戦してみたかったのです。

「こちらに「やぁ、はじめまして」と親し気に語り掛けてきてくださるので、自然と話を聞こう、という体勢になります。
そのうえで相手が、痩身老年男性だと視覚的に伝えて来てくれる、うまい冒頭だと感じました。」

わーい、ありがとうごさいます!

「"老年雄ヒト"の言い回しはあまり耳馴染みがないものなので、一瞬「?」となりましたが、
でもそれも男性が別世界のモノ、という印象付けとしては、演出として全然有りだと思います。」

『老年雄ヒト』おっしゃる通り、受け入れ難い単語で、この企画を経て、少し賛否分かれる印象を受けております。
別世界という演出と感じてくださったのですね。ふむふむです。

「ゆっくりとした語りのテンポで始まり、いっきに話が爆発していくとカッコイイなぁと思いました。」

確かに!
そうなるとカッコいい!
なってると良いなぁ(*´ω`*)

「"君には、私がどう見えるかい?"
"そうかい。"
"ヒトに見えるかい。"

"かい"続きなので、"私がどう見えるかな?"、"ヒトに見えるかね。"
とか、どうでしょう? と思いました。めっちゃ個人的な好みですが。
口癖やプログラム感を意図されてのことでしたら、余計なことを失礼しました。」

みこと。様の言う通りです!
実はここは私も読み返して、かいかい続きに引っかかってました。
ついでに私の名前も「かい」なので、余計うるさい(笑)
かね、とか、かな、とか使い分けた方が、すんなり耳に入りそうですね。アドバイスありがとうございます。

実は、この企画を経て、先月辺りに冒頭部分含めた話を、改稿しております。
その時に「かいかい」も改め、前述の老年雄ヒトも見直しております。

お時間ある時に読み比べて頂ければ幸いです。。。。
腹田 貝さま

ご感想を申し上げるのが遅くなってしまい、失礼しました。
腹田様の作風が正直意外でした! こんな感じのお話を書かれるとは、普段のコメントを拝読した印象から想像していなかったので。
もちろん良い意味です。

* * *

拝読させていただきました。いつもSFを読まないので、不思議な感じ。
語り手の言葉選びがSFっぽいと思いました。 ←SFのイメージとは?(笑)

こちらに「やぁ、はじめまして」と親し気に語り掛けてきてくださるので、自然と話を聞こう、という体勢になります。
そのうえで相手が、痩身老年男性だと視覚的に伝えて来てくれる、うまい冒頭だと感じました。

"老年雄ヒト"の言い回しはあまり耳馴染みがないものなので、一瞬「?」となりましたが、
でもそれも男性が別世界のモノ、という印象付けとしては、演出として全然有りだと思います。

"君の世界とは、異なる価値観も持っている。"

ここから先がすごく気になります。
果たしてどんな価値観なのか。どういう世界で、どんな立ち位置で、彼が何を考えているのか。
タイトルから、重い内容なのかな? 難しいのかな? と少し身構えてしまいますが、つい続きを読んでみたくなると思います。

ゆっくりとした語りのテンポで始まり、いっきに話が爆発していくとカッコイイなぁと思いました。

さて。

>勉強の為、マイナス評価でも

とありましたので、感じた事を。

"君には、私がどう見えるかい?"
"そうかい。"
"ヒトに見えるかい。"

"かい"続きなので、"私がどう見えるかな?"、"ヒトに見えるかね。"
とか、どうでしょう? と思いました。めっちゃ個人的な好みですが。
口癖やプログラム感を意図されてのことでしたら、余計なことを失礼しました。

読ませていただきありがとうございました(^^)/
腹田 貝
2021年10月23日 08:37
【感想への返信です】

海堂直也 様
感想ありがとうございます。

肌感覚ですが、一番サラリと受け取ってくださった御方ではないでしょうか。

「腹田様ですね、御予約有り難う御座います。お席の準備が整っております、履物は此方で脱いでお上がりくださいませ。ご案内致します。」

ここは読んでてクスリとしました。なるほど〜個人的には好きな感じです。別の方からはクラシカルな雰囲気も受け取ってもらえているので、老舗の高級などこか劇場とか?にいる感じが見えてきますね。

ジャンルとタイトルを見てるので、知的生命体の話・人間が追われる側の話を予想(以下省略)
冒頭よりタイトル勝ち

冒頭以外の情報が、タイトルとジャンルだけなので、実はここ、この企画において予想以上に重要なんだなと感じます。
統一感があればストレスなく読めますが、あえて不一致感を出すと掴みにもなるかも。後者は結構冒険になりますが。
タイトル勝ちありがとうございます。そちらの方が嬉しいです(*´ω`*)
海堂直也
2021年10月21日 19:39
お邪魔します。

THE冒頭 と感じました。

「腹田様ですね、御予約有り難う御座います。お席の準備が整っております、履物は此方で脱いでお上がりくださいませ。ご案内致します。」

って感じを受けました。

ジャンルとタイトルを見てるので、知的生命体の話・人間が追われる側の話を予想

ウンウン はいはい な静かな立ち上がり。
スルスル読めます。

違和感が無いので引き込まれる感はないけど、いつの間にかペース持ってかれる(結果読むやつ)

冒頭よりタイトル勝ち 
腹田 貝
2021年10月16日 05:53
【感想への返信です】

深森 様
感想ありがとうございます。

・感じたままの感想
何やら哲学的・時事批評的な語りが始まりそうだな~と感じました。
ジャンルとしては、19世紀くらいを舞台とした、社会派SF、タイムマシン歴史干渉SF、に近い雰囲気です。

・そう感じた理由
訳知りの宇宙人とファースト・コンタクトした時のような流れ、と受け取ったためかな~と思います。
19世紀くらいを舞台とした社会派・歴史干渉の類のSFと感じたのは、「人種」キーワードが出て来たのが理由ですね。

なるほど!
頂いたイメージだと、老人は「シルクハット、杖、懐中時計、片方だけの丸メガネ、クルンとしたヒゲ」という容姿が浮かび上がりそうです。
19世紀位のSF雰囲気も良いですね。オシャレでカッコいい感じします。
先に頂いた感想含めてですが、私は「読み手の想像に任せる」気持ちで書いた為、今回の企画でコメントを頂くことで、予想以上に皆様が幅広く想像をしてくださっていることに、驚いております。こういう見方もあるのかと勉強させてもらっています。

・不思議な奇妙さ、世紀末的な何か…「世にも風変わりな何か」という雰囲気を感じる冒頭でした。

不思議な世界観だよ、と伝えための冒頭でしたので「世にも風変わりな」というコメント嬉しいです。
この雰囲気が読者様によっては、必要以上のモヤモヤになったりするかもしれないとも学んでおります。
ある程度舞台の形を整えておくことは、読む側がストレスなく読む上で大切なんだろうなと思い、今後の参考にしようと思いました。
深森
2021年10月15日 21:17
腹田 貝様
深森と申します。感想・自由枠にて、よろしくお願いいたします。

・感じたままの感想
何やら哲学的・時事批評的な語りが始まりそうだな~と感じました。
ジャンルとしては、19世紀くらいを舞台とした、社会派SF、タイムマシン歴史干渉SF、に近い雰囲気です。

・そう感じた理由
訳知りの宇宙人とファースト・コンタクトした時のような流れ、と受け取ったためかな~と思います。
19世紀くらいを舞台とした社会派・歴史干渉の類のSFと感じたのは、「人種」キーワードが出て来たのが理由ですね。


不思議な奇妙さ、世紀末的な何か…「世にも風変わりな何か」という雰囲気を感じる冒頭でした。
腹田 貝
2021年10月12日 05:57
【感想への返信です】

ぷちミント 様
感想ありがとうございます。

作品舞台世界から一時的に、メタ空間に作者に物語導入への案内役として招集かけられたって感じでしょうか?

私自身があまり深く考えていなかったのですが、感想を読んで「あ、そういう状況なんだな」と気付きました。

作者の名前が出てきたことが単純な冗句としてのネタなのか、なにかの伏線なのかで、評価がわかれるとこですかね?
俺は上記の推測をしたので、自分の変化(?)後の姿に自信がないことを考えると、急に舞台袖に呼び出された何物かって認識です。

恥ずかしながら深く考えていない場面でしたので『急に舞台袖に呼び出された何物』という風に、具体的な場面を出した方が、必要以上の混乱は避けられるかもですね。舞台袖に呼び出される、良い表現だなと思いました。
 
「おっと、失礼」をそのまま生かすなら、読者(?)の表情を付け加えるといいかなと思うとこですが、変えようと思ってそうですね。

なるほど、読者の表情。「読者の眉間にシワが寄っている」とか『失礼と感じて不快に思っている相手がいる』と分かるように表現すれば、この台詞もすんなり通ったかもですね。
仰る通り、先の感想を踏まえ、「失礼」と言わせたことが不適切と判断し、既に本作も修正いたしました。しかし、ぷちミント様から頂いた方法もあると勉強しました。正解は1つじゃないと気付かされます。
ぷちミント
2021年10月11日 18:50
こっちに感想もらってるのでちょっと違うかなと思いつつ、初めまして。
では、早速。
 
作品舞台世界から一時的に、メタ空間に作者に物語導入への案内役として招集かけられたって感じでしょうか?
作者の名前が出てきたことが単純な冗句としてのネタなのか、なにかの伏線なのかで、評価がわかれるとこですかね?
俺は上記の推測をしたので、自分の変化(?)後の姿に自信がないことを考えると、急に舞台袖に呼び出された何物かって認識です。
 
「おっと、失礼」をそのまま生かすなら、読者(?)の表情を付け加えるといいかなと思うとこですが、変えようと思ってそうですね。
 
他は特に問題なしと思いますので、短かいですがこのぐらいで。
なにかの参考になれば幸いです。
前のコメントへ 1234 次のコメントへ