2017年07月11日 (火) 23:58
「……ごめん。素でごめん。あんたの気持ちわかった。ほんっとごめん」
冷汗をかきながら、千秋はひたすら謝った。鼻と鼻がひっつくのではないかという至近距離で、翡翠の瞳に見つめられては、どうしてか生きた心地がしなかった。心臓もうるさい。
――こいつ綺麗すぎ……!
「……もう少し恥じらいを持ちなさい」
「ハイ」
「そなたも一応女子なのだから、言葉にも気を付けて」
「一応ってちょっと――ハイ。スミマセン」
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お久しぶりです。生きています。
宝史伝完結してから、趣味の山登りに没頭している休日です。
南アルプスの女王、仙丈ヶ岳に行き、自然を満喫し、パワーもらってきました。
さて、またちまちま書き出そうかな、と思う日々です。