はじめてのバトン!
2013年03月12日 (火) 23:14
coachさんからバトンをいただきました。
はじめてで不慣れですが、よろしくお願いします。


1:小説を書く際、資料などは使いますか?

 主にネットで調べています。
 シリーズものなどは、本があれば立ち読みなり購入なり。
 今書いている話はアロマ関係なのでショップなどで匂いを嗅いだり、
手頃な値段のものは買っています。

2:プロットやフローを用意しますか?

 ここ最近、作るようになりました。箇条書きに毛が生えた程度です。
 せっかく思いついたのに忘れることが多くて困るんですよね。
 年ではないはずです。きっと。

3:小説をどこかに投稿したことはありますか?

 今は「小説家になろう」と「mixi日記(小説コミュ)」です。
 昔は某ゲームBBSなどで書いていました。

4:あなたの小説(文章)で一番影響を受けている作家様は誰ですか?

 書く話によりますが、北方謙三や菊池秀行を意識したことがあります。
 今現在は特にないかも。

5:あなたの書いた小説で登場した情景描写。そのなかで一番好きなものを一つ。(ネタバレなどは伏せ字でかまいません)

 いろいろ読み返してみて、意外と情景描写がないと気づきました。
 弱点かもしれないです。かろうじて、それっぽいものを探してきました。

 好奇心に導かれるまま、ビロウドのカーテンに手をかけた。
 冷たい指先に温度を感じた
「痛い」
 すぐさま、焼け付く痛みが走った。すりむいた膝小僧を洗い流すときのひりひりとした痛さだ。指を離すと、それが幻のように消えた。
 (中略)
 あたたかさが、少女の身体を蝕み始めた。皮膚が泡立ち、爪が溶ける。
(霞の記憶「夜の絵画」より)

6:上記の心理描写verをお願いします。

 カーテンを開けている時間がどんなに短くても、危険な行為であることはわかっている。致命傷になりかねない。それでも見たい。昼の世界はどう広がっているのか知りたい。
 布はあたたかかった。動物の体温と同じくらい。温度と痛みは別物だった。温もりは身体にやすりをかける。一瞬の夢と勘違いする。
 乾いた心が再び求めた。温かみを無視する。指先が沸騰し、爪が燃え上がった。この先にあるはず。昼のキャンパスには何が描いてあるのだろう。

7:あなたが書いた小説で登場した台詞。好きなのを三つどうぞ。

「彼らが我らの虚栄の旗を折ってくれた」
(騎兵戦線「一矢」より)

「お酒は私の燃料なの」
(短編「燃料」より)

「地獄へ行くかもね。わからないわ。私はまだ死んでいないし」
(GrimReaper「birth」より)

8:あなたが書いている小説の先の展開で、これは! と言う台詞をどうぞ。

 未定です。

9:執筆中音楽の類いは聴きますか?

 絶対に聞くというわけではないですが、
 聞くときは「jazztronik」の「Bon voyage!」などのピアノ系が集中できます。

10:これから小説を書かれる方などに、アドバイスなどがあれば。

 書きたい気持ちがあるのなら書くことをおすすめします。
 文字や言葉で「世界」を作るなんて、なかなかできないことですから。

11:バトンをよければ五人程に回していただければ…。

 これは恐れ多いのでご容赦ください。



あらためて自分の話を読み返し、気恥ずかしいやら拙いやらで唸りました。
進歩しているのか変わらないのか、あるいは後退しているのかわかりませんが、
今後も書き続けていこうと思います。よろしくお願いします。
コメント全4件
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あると
2013年03月19日 20:49
>山野つつじさん

これは実際に言われた科白でした。
最初に聞いたとき、「うわっ、これは使えるぞ。メモメモ」となったこともいい思い出(笑
一本お話が書けたばかりか、楽しんでもらえたようで嬉しいです。


p.s.お元気そうで何よりです。
  山野さんの活動報告でコメントしそびれてしまいましたが、
  休止中のあの話がいつか再開することを願っています。
山野つつじ
2013年03月18日 07:14
楽しく拝見させて頂きました。

「お酒が私の燃料なの」
この文章を見た時に「く~っ!うまいなぁ」と思いました。
春休み真っ只中で読む専門の私、また楽しませていただきます。
あると
2013年03月13日 20:42
>coachさん

同じように不思議な気持ちになりました。
こんなことを書いていたんだ。案外面白いじゃないか。
ここはもっと書き込んでおかないと読み手に伝わらないな。
などと思いました。

その時々の心境などに左右されているのかな。
安定度が低いとも言えますね。

何はともあれ、書くことは楽しいです。
うまく表現できなかったりすることも多いですが、
これからも自分の中にある物語をアウトプットしていきたいと思います。

ありがとうございました。
coach
2013年03月12日 23:26
 バトン、受け取ってくださって、ありがとうございました。
 興味深く拝見しました。
 
 あるとさんもバトンのために、お書きになった小説を読み直されたんですね。わたしもやりました。良くも悪くも、本当に自分が書いたのかなあと思うような文章があって、しかし、確かに自分が書いたはずの文章でして、何だか不思議な気持ちになることがありました。あるとさんはありませんか? わたしだけなのか……。

 それはそれ。

 今後のいっそうのご活躍を期待しております。
 「人形師の庭園」の次話、お待ちしてます。