2025年01月31日 (金) 12:19
第一章の終わりに向けて、投稿いたしました。
この後、すこしエピローグ的な部分を書いて投稿しようかな、と思っています。
今後の予定でしたが、正直、少し悩んでおりました。
このままこの作品を続けるか、あるいは新たに女性向けファンタジー作品を執筆するかです。基本的構想も、練っておりました。
と言うのも、以前から『女性向け作品』の方が向いているのでは、と言われていたからです。
女性視点の情緒的な描写や、人物像の肉付けの面で、身近な方からそうお話されていたのですね。ヒューマンドラマ的な要素や、恋愛要素に焦点を置ける作風を目指し、テーマを選ぶことを薦められたのです。
いわゆる、乙女ゲー的な作風の作品も、よく読むことから、特に抵抗感なく検討もしていました。
もちろん、『石化王に帰る国はない』は、わたしにとってかなり力の入った作品であります。自分が好きな要素をこれでもかと入れておりますし、設定や考証も時間をかけています。
まあ、力が入っている分、苦しみながら執筆していると言うのも事実で、登場人物の心情に共鳴して具合が悪くなりながら書いてもいました。
(登場人物に感情移入して、作者が体調を崩すなど、あまり聞いたことがありませんが本当にそうなのです)
流行る作風でもなく、あまり評価も受けていないことから、第一章を区切りとし一時完結として、新たな作風を切り開くのも、本気で悪くはないかと思っていたのです。
しかし、情熱的な感想をいただいて、最高の作品と言っていただけたこと。大きな手間暇を掛けてまで、形にするほどの価値を見出してくださっている方がいる。
これに救われた想いでした。なろうでは、この作品に感想をいただくことなど、今までないことでありましたから、なおさらです。
だから、先のことはわかりませんが、もう少し続けてみようと思いました。
リューファスとメッツァの旅を終わらせたくない、今に至るヘカーティアらの想いを断ち切りたくない想いも、やはりわたしの本音なのです。
なので、どこまで走れるかわかりませんが、見守っていただけたらとても嬉しく思います。
今後とも、出来れば末永く、よろしくお願いできればと思います。