2018年12月01日 (土) 18:20
さて、私は当初よりこの漫画の設定の無茶苦茶さに苦言を呈してきた。
まぁ、アレよ。20インチ砲を3万トン台の戦艦に載せるとか、そういう無茶苦茶なそれに呆れていたのだが、まぁ、他の部分の考証は割としっかりしていたりするから読んでいるのだけれども……。
9巻から買うの暫くやめていたのだが、昨日、10~12巻を買って一気に読んだのだけれども、正直なところ、やはり、いただけないというか設定に無理があるなと思う点が各所にあって微妙だなと思う次第。
ロケットやジェットの具体化と現実化は大戦前夜の38年頃なんだよ。
だが、アルキメデスの大戦のそれは永田鉄山の斬殺、つまり35年なんだ。
この時期にロケットの有望性を説いても時期尚早であるし、そもそも知りえる環境にあるのか、という疑問が湧く。
そりゃ、うちの「このはと」みたいに転生者であれば事前準備は時機を見てやれるだろうが、アルキメデスの大戦の主人公は転生者じゃない。
ちと無理があると思うよ。
旋回性能も金剛型より優秀だったかと思う。あの偉容であの旋回性は例がない。