九六式二十五粍機銃その2
2021年04月18日 (日) 23:08
そもそも、オチキス系の機関砲・機関銃はガス圧利用方式という特徴があるから銃身加熱とも切っても切れない関係があり、分あたり二百発程度が限界だという問題もある。

これはオチキス系でなくても、米帝だろうが英帝だろうが銃身加熱はやはりあってドラムマガジンやクリップでほどほどの数しか装弾出来ていない。

あと、ベルト給弾の場合、当然装弾数は増えるだろうけれど、代わりに百発ベルトならそれに応じた重さになるし、三連装なんてなれば場所の問題も発生する。

それこそ、主砲塔よろしく、機銃座の直下からの装弾でもしなければいかんだろうな。

そう考えると25kg程度になるであろう二十五発入り弾倉に転換というのはある意味では妥協点であったと思う。

とは言っても、そんな重量物を都度都度装着するってのはやっぱり現実的とは思えないが。

なんとか良さそうな落とし所がないもんかね。

ホント、そういう意味ではファランクスとかゴールキーパーってのはよく出来ている機銃だと思うよ。
コメント全14件
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有坂総一郎
2021年04月19日 21:02
4連装は並列ではなく、連装上下で4連装って仕様だね。並列だと弾倉交換や機構上の問題があるだろうからね。

混載に関しても確定ではないよ。射程のことは確かにあるし、重量のこともある。

場合によっては40mmと20mmの混載というそれも考えているから、あくまでも現時点での方向性。

どこに落とし所を設けるかは、口径や射程、弾倉など比較して検討してからだね。

ボーフォースにするって決めているわけでもないから37mmのオットーブレダって可能性だってあるしね。
有坂総一郎
2021年04月19日 20:54
無論、まだ今後の海軍関係の話題における一つのたたき台だから確定でもないけれどね。

他の部分で整合性とバランスを取らないといけないし、理屈が通るように別の話を仕込む必要があるからね。

巡洋艦に関してもまだ確定していない部分が多いから、一つずつ破綻のないように作り込むつもりだよ。
Infinitum
2021年04月19日 20:53
25mm4連装が25mm3連装と同時に試作されて後者が適とされたらしいから、4連装化はあまり効率的ではないのでしょうか?
ボフォース40mmも実際の有効射程は96式25mmを少し上回る程度だったそう(射撃精度面も考慮して)なので重さとかも考えると混載する意味はあまりなさそう。
真田瑠璃
2021年04月19日 20:47
>高角砲をしこたま積んだ防空巡洋艦
予算を付ける際には、水雷戦隊旗艦か嚮導艦的な扱いで建造する形ですかね?
”敵駆逐艦を多数の小口径砲で蹴散らして味方水雷戦隊の突破口を開く”というような運用を行うという理屈であれば、巡洋艦なのに雷装が無い、という形でも素直に”防空巡洋艦”というよりは納得しやすいかなぁ、と愚考しますが。
特に航空派の勢力が衰えている現状だと、航空機の脅威云々言っても、大角長官以外は懐疑的な予感がしますし。
有坂総一郎
2021年04月19日 20:10
そもそも我が帝国海軍は高射管制や射撃指揮装置をケチらないと行き渡らないほどだからね。

秋月型でも指揮装置をケチったせいで防空能力が低下しているのは有名な話だから。
有坂総一郎
2021年04月19日 20:08
1,給弾問題は用兵側の要望通りに25発弾倉と事前集積
2,弾幕問題は3連装ではなく、ドイツの20mmFlakみたいな4連装化
3,射程問題は40mm台の機関砲を別途採用
4,76mm以上の高角砲は自動砲化と砲塔回転速度の向上
5,射撃指揮管制の充実


高角砲は防空巡洋艦にしこたま搭載で艦隊防空って感じかなぁ。
どう考えても個艦防空じゃ甲板上のスペースの都合で出来ることは限られるからなぁ。


陸上支援目的の空母ドクトリンで考えると俊敏な艦載機ではなく、鈍重な陸上爆撃機が相手……魚雷や急降下爆撃より反跳爆撃が怖いなぁ。
大山石鎚
2021年04月19日 19:58
掲示板じゃないのでアレですが
wiki特別攻撃の米軍撃墜表をみるとボフォース40mmは、20mmを圧倒する撃墜数で
回避する通常機でも互角と射程距離を考えると脅威の命中率ですよね。

ただ命中率を支えるMK51やMK63等の射撃装置が、ノルデン照準器やVT並みに厳しいかと

国産高射装置は深堀系架空戦記のネタになるほどの鬼門で、3000m以上で当たるレーダー連動高射装置は、電動ガトリング砲以上の未来チートですよね。



 まあ、そもそもの話、空母による対地攻撃を行う以上、史実の艦隊戦以上に多種雑多な地上機による襲撃を考慮しながらの作戦行動を想定する必要があるので、高角砲と25ミリの間を埋める中間射程の機関砲は必須。

 高角砲の網から25ミリの射程までの2~5キロの空域は何で防空するのか?

 自動砲とVT信管の登場を待つのでは、少なく見積もってもまだ10年近く必要になるし、それ以前の戦場であるバルカンや支那で地上からの航空攻撃を受けると、マレー沖ほど一方的ではないが、確実に損害を被る事になる。

 30ミリ未満の近距離機銃、40~57ミリの中距離機関砲、76ミリ以上の高角砲という三段構えがこの時代には必要だから、まず、ボフォース採用する流れが必要じゃないのかな?
大山石鎚
2021年04月19日 17:05
25mm機銃の射撃開始が2000mらしいので、艦攻が360km/hなら1秒100mで有効20秒ほど
wikiの利根事例だと15発だと良い所で打止め再装填の暇なく、1回戦25発程度の要望がでています。

史実のヨークタウン級で艦攻18艦爆18、1小隊3機同時攻撃とすると12回
複数小隊同時攻撃や両舷攻撃考慮すると、1機銃座戦闘数は1戦闘12回にならないので
機銃座に1門当たり25発弾倉10個、もしくは20mm2号4銃のような250発ベルトリンクがあれば1次攻撃はしのげ
敵対航空兵力の少ない「このはと世界」の防空戦は、史実のような銃座周りに複数回戦分集積とか深刻にならないのでは?
銃身加熱も1戦20秒、25発制限で深刻にはならないかと

まあ未来知識開放で電動ガトリング砲、分間500発ベルトリンクでいけるJM61-M級を解禁してもよいのでは?
夢想する人
2021年04月19日 15:41
とりあえず最初からボフォース採用っていうのは無理なのかな。
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