予知の話の一部を差し替えました。
2022年02月27日 (日) 09:32
「100%未来が見通せる予知についての考察」という建前と「ただ可愛い女の子が書きたい」という本音の間をたゆたう物語。

こちらの作品中の3-1、家庭教師のりゅーいち先生のエピソードがどうしても気に食わんので全然違うエピソードに差し替えました。
前後の流れから別にりゅーいち先生みたいなしょーもないキャラは全く不要だなと思い直しました。

しかしこの作品、昔っから頭の中に抱えているだけあって、一つ一つのエピソードの噛み合いが悪い。
特に後半の流れがブツブツ途切れる構成になってしまって繋ぎが汚いので、今後もちょこちょこ細かいところを修正していくことになりそうです。

時間をかけてちょっとづつ改稿することで熟成させていく執筆スタイルもデジタルプラットフォームならではの新しい手法のように思うので、これはこれで面白いかなって思っております。

ただ、別作品で読者の方からご指摘いただいたんですが、なろうのシステム上、改稿履歴が読み手側には分からないので(スマホ版で最終更新日が出るのが目安になるくらいでしょうか?)読み手側には失礼な作業になってしまうのが申し訳ない限り。

なろうにWikiなりGithubなりみたいなトレーサビリティがないのは、小説、という媒体がどうしても「一発勝負の完成品を読者に提供する」という紙媒体の伝統に追従してしまっているからなんでしょうかね。

書き手側も「発表した作品を後からバンバン修正してもいい」って思えないのは、なんとなく古い価値観に引きずられてしまっている気がします。
10年くらい先の未来にはデジタルネイティブ世代が世の主流になって、マンガも小説もアニメもなんもかも、同一プラットフォーム上でバンバン修正かかりまくるのが当り前の世の中になっている気もしないでもないですが、私は寧子ちゃんみたく予知能力がないので単なる個人的な願望かもしれません。
とはいえゲーム業界はすでにそんな感じなので、後は我々書き手、読み手それぞれの意識改革だけだと思うんですけどね。

はてさて10年後の未来はどうなっていますことやら。

ともあれ3-1を差し替えましたよ(後その後のエピソードの軽微な修正もしました)、とのご報告でございました。
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