【前回のあらすじ】　勇者は副編集長さんだった。


～～～　以下、一部脚s……いや、捏造あり　～～～


編「F〇Oやデレ〇スのアナス〇シアの影響受けてますよね！　やっぱりロシアンミックスって最高ですもんね！？」
燦「……誰？」
編「え？」
燦「え？」
編「違うんですか？」
燦「そもそも私、スマホゲーム一切やらないので……」
編「そうなんですか！？」
燦「廃人になるって、分かってるからね……（目逸らし）」
編「にしても、一切やったことないっていうのはすごいですね……」
燦「おい〇よどうぶ〇の森を、辞め時見失って8年間やり続けた信頼と実績があるから、ね……」
編「お、おう……」
燦「村の環境が壊れるのが怖かった！　お気にの住人が去るのが恐ろしかった！」
編「は、はあ……」
燦「朝起きたら、交配しまくった色違いの花が枯れている！　この前引き留めたばかりの好きな住人がまた引っ越し作業をしている！　この恐怖が分かりますかぁ！？」
編「う、うん？」
燦「なんでそんなに引っ越したがるんだ！　村の環境が最悪だからか！？　あちこちにレアな家具や服が散乱してるからか！　仕方ないだろ？　8年もやってたらもう置くとこがないんだよ！　クローゼットなんてとっくに満杯なんだ。手紙にプレゼントとして添付して役所に保存するっていう裏技ももう使えないんだ！　だったらどうする？　そこら辺に置いとくしかないだろ！　それでもせめて環境を良くしようと花を栽培しまくってるんだ！　もう村の地面の半分以上が花だ。散らすのが惜しくてスズメバチに追われても走れないんだ！　何が不満なんだ！　フリーマーケットの日に虫や魚を相場の3倍近い値段で売った挙句、買い戻して他の住人にまた売りつけてるからか！　そうか、なら仕方ない！！」
編「は、はあ……あの、もうそのくらいで……読者が半分以上付いていけてないので……」
燦「ハァ、ハァ……で？　なんの話でしたっけ？　ゲームのヒロインの話？」
編「え、ええ……ま、その、彼女達くらい人気になるよう頑張りましょうってことで……」
燦「いや、あんな巨大タイトル出されたら分が悪い……というか、誰でも無料ダウンロード可能なスマホゲームに、一ラノベが挑むこと自体無謀というか……」
編「アーリャさんなら勝つる！」
燦「（なんでこの人、作者より自信満々なんだろう……）」
編「銀髪美少女は正義！」
燦「いや、アーリャさん原作では薄い金髪……」
編「ツンデレ美少女は大正義！！」
燦「いや、アーリャさんはツンデレにしてもかなり変則的……」
編「つまり、銀髪ツンデレ美少女であるアーリャさんは絶対正義！！」
燦「なるほど、なんて完璧な論理展開だ。完全に論破されたぜ」
編「という訳で、書籍ではアーリャさんは銀髪にするってことでいいですね？」
燦「はい………………はい？」
編「続いて、肝心の長編化の話……主人公とヒロインの関係についてなんですけど」
燦「うん……うん？」


次回：『書籍化秘話③　氷室、主人公降ろされるってよ』に続く。