2015年10月08日 (木) 22:41
結構悩んでいる問題です。
小説にはジャンルによってお約束のようなものがあり、お約束を前提知識として持っていないと楽しめない場合があります。
例えば歴史小説なら、当時の時代背景が分かっていないと登場人物の行動理念を完全に理解することはできませんし、WW2系の仮想戦記ならばやはりWW2についてある程度知識のある状態で読まなければならない。
これはファンタジーでも同じことが言えて、なろうファンタジーはお約束を前面に出すことでテンポを良くしている面がある。
ファンタジー黎明期の作品は、その前提知識が読者と共有できていないため、テンポが悪い傾向にあります(そこが良いという読者もいますが)。
何処まで前提知識を使いテンポを整え、何処まで背景を説明して間口を開くか。このさじ加減が難しいのです。
例えば、現在の連載作品の場合、ドッグファイトが本当に鬼門です。
スプリットSやシャンデル、インメルマンターンについて説明しだすとテンポが悪くなる……。
でも、こんな単語読者が知っている前提で通すってのも正しくないと思うんですよね。
本当に悩みどころです。
レスありがとうございます。
確かに戦記ジャンルは専門用語大歓迎な読者さんが多いですね。
ぼくはなろうで投稿した作品でまともに感想を貰ったの、2作品しかないのですが、今書いている作品の食いつき方がなんかすごいです。
すごく専門的な意見や感想もあって、「あー、やばい。勉強しなきゃ」と思わされること多々だったり。
やっぱミリタリー方面はコアでがつがつした人が多いのかもしれませんね。
勿論、自作品への感想というものは嬉しいので、大歓迎なんですが。
ドッグファイト描写は悩むところですね。
僕の場合は困ったら『戦闘妖精雪風』を読み直したりしています。後はなろう内でしたら、スタジオゆにっとはうすさんの作品群が良質なドッグファイトがあってわくわくしますね。
あんな風に書けると良いなあとは日々思ってます。