F病棟余談①
2015年02月23日 (月) 15:21
※この記事は『F病棟の奇妙な住人達』のちょこっと裏設定になります。
ネタバレになる部分もありますので、本編をご覧になった後に読む事をおすすめします。1、2話目の登場人物についてです。読まなくても本編に支障はありません。

203号室 リノン
リノンは麻のギリシャ語から。
西のちょっと寒い方出身。
基本的に皆を気にかける社交的な性格。
だが、人の意見を聞かないで我を貫いてしまう時も多々ある。
そういうときはカルネが取り纏めているが、決して空気が読めないわけではない。
F病棟のだいたいの住人を把握している。
病棟内でわからない事があったらコイツに聞け!だいたい知ってるはずだ!みたいなポジション。
事件の中心に自分から突っ込んで引っかき回すくせにケロッと無責任に戻ってくるタイプ。
翼は伸びるより堕とすときの方が痛い。
だけど、自分が周りの子を不安にさせちゃいけないと結構我慢している。それを知ってるのは古参のみんなくらい。
翼を堕とすのは平均して三ヶ月に一回くらい。
来る前に一人の住人とは会ったことがある。
だけど“その子”と気づいていないので、忘れている。

205号室 月華〈つきか〉
月華はユーザー名から(月下美人とも掛けました)
東の方の出身。
二話目では結構狂った子であるが、夜行性週間に入らなければいたって普通の子。
月華というのは昔のお仕事の時の役名みたいなもの。
そう呼ばれていたので、彼自身、自分の名前もそう認識している。
昔から大人に囲まれて過ごしてきたせいか、世渡り上手な一面がある。
“彼女”は自室で多数栽培中、必然的に栽培の腕はプロ並み。
病棟内でも1、2を争う相当な美少年。
多少偏食気味なので、通常時でもやせ形。
感情の表現がどこか少し虚偽的、本当は不器用で子供っぽい性格をしている。
信頼している一部の人には虚勢を張らない、というか(ある意味)人見知りなだけ。
病棟内では皆に弟みたいな認識をされている。
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