旅先でバスを待って居たらお婆さんに「そのバス停にはもうバスは来ない」と言われる。よく見ると時刻表の改正が7年前…来ないバスを2時間近く待ってた私って。
暑い中立ってて疲れただろうってお婆さんに誘われて家の中に入る、蔵のあるうちって初めてかも。

出してもらった麦茶を飲みながら世間話なんかしてたらお昼になったからとひやむぎまでご馳走になり、申し訳ないなぁと思いながらもデザートのスイカもしっかり食べる。ほら、人の好意は受け取らないとね！

御礼にと蔵の掃除を手伝ってたら、この場所に似つかわしくない西洋風の剣と盾が有った。気になって訊ねたら最初はなんのことと逆に訊かれたので持って見せに行ったら、御先祖様がこの地にやってくるときに持っていたんだって。外国の人なのかな？
剣と盾を持ってるのを見たお婆さんに力持ちだね〜って言われたけど、この２つが箸くらい軽いからだね。不思議。

まさかこの地で適合者に会うとは思わなんだ。
ええ、本当に。

男の人の声？ お婆さん以外にも居るのかな？ 息子がいるけど今は仕事に行ってる？ じゃさっきの声は？