【雑記】某ゲーム風等級解説『東風谷早苗 初伝』(西風遊戯版)
2011年10月16日 (日) 02:38
 なんか某ゲームの等級解説を見ていてふと思い付いたので。
 西風遊戯版の早苗さんの設定であり、独自解釈とかオリジナル要素とかマシマシなのはご了承ください!
 というか何やってるんだ俺。
 ちなみに某ゲームでは歪み(特殊能力?)の強力さが『汚染等級』で表されていたが、異能(~程度の能力)の強力さを『陰』と評すならば、早苗さんの等級は『陽の肆、陰の伍』とでも言うべきか。
 達人芸と評すべき程の技術は持っていない半面、持っている能力は相応以上に強力みたいな。
 
 ……深夜テンションだからって何を真面目に考えてるんだ、俺。
 尚、うちの早苗さんは『奇跡を起こす程度の能力』を全然使いこなせていません。っていうか字面通りのスペックを使いこなせたら強力すぎね? これ。

※数字の基準値はネタ元とは違うぜ!
 向こうは初期段階から十段階評価で十八とか言ってる変態も居るし!


■東風谷早苗■
身長:五尺五寸 体重:十四貫
異能:奇跡を起こす程度の能力
 
■能力評価■

筋力:■■■■■■
体力:■■■■■
気力:■■■■
術力:■■■■■■
技術:■■■■
速力:■■■■■
異能:■■■■■

■基本情報■
 
 守矢神社の幻想郷移転に伴ってついて来た、風祝にして現人神。
 外の世界に於いて信仰を失いかけていた神々を目視する事が可能なほどの霊力を有していた麒麟児であり、霊力・身体能力共に総じて高い能力を持つ一種の天才。
 しかし天才ゆえのエキセントリックな部分があり、外の世界では神社の信仰を集めることはできていなかった。
 
 高い霊力・神力を元にした術を軸として、それを用いた身体能力の強化まで含めると、妖怪との直接戦闘が可能な程の能力を持っている。
 これは当然外の世界においては人間の範疇を越えた能力であり、幻想郷でもこの領域で戦える『人間』は非常に少数。エイプキラーという言葉も強ち冗談ではなく、霊力・神力で身体能力を強化した早苗ならば、ゴリラと殴り合いをして打倒する事も可能だろう。
 
 体力面・術力面では身体能力では咲夜に、術力では魔理沙に劣るが、それらの総合的なバランスは優秀。ただし基礎能力はともかく、それを扱う技術では一本劣る。センスはあるが実戦経験に劣るというのが正直なところだろう。
 またここ一番の気力・精神面でやや劣る。逆境に弱いというほどではないが、土壇場の底力にやや欠けるのだ。
 
 彼女自身、基本的には善良かつ強い意志力を持ってはいるのだが、風神録異変で紫の睨みに竦み上がってしまった事などから鑑みても、やはり同じ人間でも昔から多くの人妖に関わって来た魔理沙・霊夢・咲夜などに比べると、土壇場での肝の据わりが一段劣るという事だろう。
 もっともこれは単独行動時のみに見える弱さであり、そこを補い得る『誰か』が傍に居る場合は格上相手にも十二分に戦える勝負強さを発揮する。
 風神録異変で霊夢相手に挑んだ際に見せた粘りからも分かる通り、そういう状況になればむしろ逆境に強く、土壇場で底力を発揮する性となる。
 また彼女個人の精神面としても、風神録異変を経てこれから成長していくであろう。
 
■技能情報■
 
 系統としては霊夢と同様の符や術を使ったタイプ。非想天則の折からも分かるように、格闘戦もそれなり以上にこなす事が出来る。
 また、風祝として守矢の二柱の力を借りた神術も得意であり、戦術の幅は非常に広い。
 それらの技能は全て諏訪子と神奈子が仕込んだ技術であり、同時に早苗自身のセンスによってある程度改変・昇華されている物もある。
 尚、これらの技能は外の世界での修業はしていたものの実戦経験が不足しており、現在では霊夢・魔理沙・咲夜といった面々には総合力で頭二つほど劣っている未完の器。
 しかしそれゆえ、幻想郷で揉まれる事によって更なる成長を遂げる余地は大いに残っている。
 
 このように総じて戦闘技能や霊術・神術の扱いには非常に高い適性と技能を持っているが、反面生活面では非常に駄目な子。世間一般とのズレが酷い。
 特に料理・洗濯・掃除と言った一般的な家事や事務仕事などは総じて苦手であり、相棒に任せきりな部分が多い。
 知識面に関してはそれ以上に頼りにならず、『お前それ何と何が悪魔合体した挙句に合体事故を起こした』と聞きたくなる知識を自信満々に披露する事も。
 
 尚、幻想郷では何の役に立つのかは不明だが、マ●オカートが異常に上手い。

■異能情報■

 “奇跡を起こす程度の能力”という、使いこなせば幻想郷でも屈指のポテンシャルを持つであろう能力を持っている。起こり得る可能性が僅かでもあるならば、どれほど極小の可能性だろうと引き寄せ得る能力―――と言えば、その能力が本来秘める規格外さが分かるだろう。
 しかしそれ自体が非常に応用範囲が広い分曖昧な能力であり、彼女自身その能力を使いこなせているとは言い難い。現状では少し運が良い程度が精々であり、奇跡も狙って起こせるような物ではなく、余りにも可能性が極小過ぎる奇跡は今の彼女では根本的に起こせない。
 将来的にどうかは分からないが、現状では随分と派手な名前負けと言うのが正直なところだ。
 レミリアの“運命を操る程度の能力”とは似て非なる関係である。
 
 どちらかと言えば現状の彼女は『どうしてこうなった』と周囲の人々が頭を抱えるような『負の奇跡』を頻発する傾向にあり、実害は無いものの様々な面白おかしいトラブルを発生させている。
 時に幻想郷の常識にすら囚われない言動まで含めて、八雲紫や風見幽香をも煙に巻いてしまった実績は伊達ではないだろう。
 まぁ、当人は煙に巻く意図など無く、むしろ常に真正面から相手に向かい合う性質の持ち主なのだが。

 スペルカードは神術の発展形や世界各国に伝わる神々の奇跡を模した物が主体だが、何故モーゼの開海が上空からの唐竹割りチョップになったのかだけは、二柱含めて周囲全ての人妖が首を傾げる怪奇である。
コメント全3件
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ぜろたいむ
2011年10月16日 19:07
>MDさん
 そですねー、素質はあるけど荒削りに過ぎる感じです。
 流石に自機人間組の残り三名とは比べるのが悪いレベル。
 
 能力は使いこなせたら、そりゃもう万能無限になってしまうので全く使いこなせていない感じで行ってます。
 使いこなせていたら書く側としてはバランスブレイカーで扱いに困るレベルだよ!!w

>あ、そう考えると、早苗さんが凄く早く飛行を習得したのって、以前の常識からしたら凄く分かりやすい『奇跡』だったからなのかな?
 
 それはあるかもしれませんね。
 そういう見えにくい所で補正貰ってる部分は、確かにありそう。

 風祝のポテンシャルマジパネェ。
 

>タカセさん
 
 そしてこちらはネタ元を分かってる人が。
 まぁあちらに似た書き方で十段階評価しただけで、数字はこっちの伍=向こうの伍ではないみたいな感じで考えてますけどね!
 世界観的には向こうも確かに和風だけど、ガチ度が違い過ぎるというかww

 まぁ東方も向こうもチート能力持ってる奴が多いという点でも共通項はありますが、単純比較はできないと考えてますw
 ならばやるな? ごもっとも。

 でも実際、御前試合に出したら龍水以外には絶対に勝てないと思われます。
 兄様や覇吐相手には決定打になるような殺傷力のある攻撃がありませんし、宗次郎に剣を抜かせて殺されない未来が見えないし、紫織相手が一番対抗できそうな気もするけど長期戦で根負けしそう……。
 
 夜行様?
 ハハハ無理だろ。
タカセ
2011年10月16日 12:46
 御前死合に選出されても不思議ではない数値ですね。
 分類的には空戦可能な術者型ですし、あの連中相手でもそこそこ戦えるんじゃなかろうか?
 ただ、刑士郎以上に何が起きるかわからない歪み(?)なのでかなり場が荒れるでしょうけど……。
MD
2011年10月16日 10:38
ゲームをあんまりやらないから、元ネタが分からんでござる(´;ω;`)

早苗さんの総評は、スペックは高いけどあんまり活かし切れてない……って事か。

まぁ、同じ人間とは言え、幻想郷で妖怪と日常的に接してた真理沙や霊夢に、完全で瀟洒な咲夜さんと比べるのが悪いような気もするけど。

あと能力に関すれば、修業とかしようにも出来ないってのも大きいんでしょうね~。

まぁ、使いこなせたら、それこそ万能無限の超チートになっちまいますがねwwww

奇跡の辞書的意味って、携帯で調べたら、『常識では考えられない不思議な出来事』らしいんです。
これと、早苗さんの名セリフ、『(*`・∀・´*)この幻想郷では、常識にとらわれてはいけないのですね!』をあわせて考えるとヤバい気がwwww

つまり常識だろうが奇跡だろうが、早苗さんの認識次第で何でも出来るって事じゃないですか。

時止めや復活、魔法や料理だって、何だろうが早苗次第で一くくりで奇跡って言えますしね。

あ、そう考えると、早苗さんが凄く早く飛行を習得したのって、以前の常識からしたら凄く分かりやすい『奇跡』だったからなのかな?

そして、奇跡は繰り返せば当人にとっての当たり前になる……。

つまり、『奇跡を起こす程度の力』とは、あらゆる奇跡を常識に変える、成長チート能力だったんだよ!

ΩΩΩ<な、なんだってー!!!

風祝のポテンシャルマジパネェwwww

……長々と、失礼しましたm(_ _)m
描いてたら止まらなくなっちゃってwwww
考察(妄想とも言う)楽しいわぁ(´・ω・`)