2019年11月02日 (土) 20:44
あらすじや後書きにある「妖精」「精霊」「聖霊」などの違いについての補足です。ほとんど似たようなものですが、今回の短編の中では区別されているので簡単にご説明をば!話に出てこない言葉もあります。(私の世界観での区別です。一般には違うことがあります。)
【妖精】
世界に溢れる魔力的なあれ。魔力=妖精と思っていれば大丈夫。理科で言うなら、水素分子みたいなもの。魔力分子=妖精。空気と同じように呼吸で体内に取り込まれ蓄積し、魔法を使う時に排出されていく。人族に透明な翅が生えた姿で描かれることが多い。「妖精属妖精科人形種エルフ」は魔力分子が塊になって受肉した種族。ドワーフなども同じ。
【精霊】
付喪神みたいなものだと思えば大丈夫。妖精と違って、魔力の塊が何かしらのモノに宿って具現化したもの。普通は宿ったものからあまり離れられない。別の種族(人族や獣人族など)と契約して、力を貸すことができる。ハイエルフは泉に宿って具現化した精霊ではないかという説があるが、泉から離れて生活している例があるため定かではない。
【聖霊】
神の使いとされる獣のこと。日本でいうなら稲荷の狐や天満宮の牛。動物との区別の仕方は、霊力(神の力)が使えるか否か。言葉を話すタイプと脳内に直接語りかけてくるタイプがいる。聖獣とは違う。神そのものとして崇め奉られることもある。
【聖獣】
治癒・浄化・結界の能力が使える動物のこと。どれか1つでも使えれば聖獣と認められるが、魔法と違って魔力を消費しない事が条件。基本ただの動物なので話せない(例外あり)。わりと数が少ないので侍獣にするのは困難。
【侍獣】
別の種族と契約を結んで力を貸している獣のこと。従魔みたいな。魔獣(魔法が使える動物)と契約することのほうが多いが、ただの動物と契約しても侍獣と呼ぶ。
ざっとこんな感じです。今後のファンタジーでも出す予定の単語なので、出てくる度にリンク貼ろうと思います。覚えてなくても、もーまんたい!最後までお読みいただきまして、ありがとうございました!