2015年10月18日 (日) 19:21
ふと疑問が湧いたのだが推理ものに登場する弁護士は、本当に有能なのだろうか? 弁護士が現実に犯人の無罪を勝ち取るということはないとはいえない 例は少ないかもしれないが本当に無実の犯人を無罪であると証明することもあるだろう
ただ推理ものの弁護士は基本的に弁護する相手は本当に無実の人間だ
例外もないわけではない 無罪判決を勝ち取ったがつ限りなく黒に近い人物を弁護した例もあるし、有罪の相手を弁護する弁護士もいるにはいる
この内下のは弁護士が脇役やもうすでに推理が終わった形が多いが・・・
こういった例もあるとはいえ弁護士を題材にした作品では犯人が確実に無実の人間というのが多い気がする
刑事事件で無実の人間しか相手にしていない弁護士は本当に有能なのだろうか?
弁護士は要は依頼人の利益を守る職業だろう 民事裁判なら依頼人を勝たせるようにしたり、依頼人に有利な条件を勝ち取るようにする
賠償金を少額にしたり依頼人の責任がないとする 刑事事件なら犯人の刑期を短くしたり死刑宣告を避けるようにするという形だ
推理ものの弁護士は犯人が無実の相手だ 無実の相手ならともかく有罪の人物を相手に弁護することになったら本当に役立つだろうか?
弁護士なら有罪の相手でも依頼人を有利なようにするべきだが推理ものの弁護士にできるのか疑問だ 下手に正義感の主なら弁護に身が入らないということもあるかもしれない
無実の人間しか基本的に扱っていないとしても法廷で有利なようにすすめるのだから巧みな法廷戦術の主なら役立つかもしれないが・・・・
一見有能に見える推理ものの弁護士は本当に有能だろうか
まァ、悪人を顧客対象にしてる弁護士も居ますからね。組とか色々。企業の顧問弁護士とかも黒いですけど。