2023年09月19日 (火) 11:42
リリースは12月24日21時予定なので、まだまだ先ですが現状16万文字で、1回目のウォークスルー中です。
今回は、以前から話していたように、ウケは考えない方針です。
・異世界物だが転生はなし。剣と魔法の中世ヨーロッパ風エピックファンタジー
・一人称をやめ、三人称、本来の小難しい文体に戻している
・情景描写、心理描写多め。心理描写はコレデモカ! くらいある
・ロミジュリ・ストーリー、すれ違いが生む悲劇
・主要登場人物9名のうち6名死亡、死因は自殺、もしくは、自殺行為
・エピローグで若干の救済はあるが、原則バッドエンド
・SF設定は控えめ(少しはある)
・アンジュは安寿、森鴎外の「山椒大夫」、後は分かるな?
<あらすじ>
とある異世界に、敵対者を砂に変えてしまう少女がいた。彼女の魔力は絶大で数万の軍であろうと、一瞬にして灰燼に帰すことができる。
ロゼという名のその少女は、ある国の抑止力として幽閉生活を送っていた。ロゼはその魔力ゆえ、交わる者も砂に変えてしまう。だが、国益を優先する王には彼女の後継者が必要で、ロゼは死刑囚との行為を強いられようとしていた。
十五歳の誕生日が来れば、ロゼは成人し「儀式」が行われる。だが、彼女は「国民のため自らを犠牲にする」覚悟を決めていた。
とはいえ、憂鬱な日々が続く、彼女の心の慰めは、幼いころから誠心誠意尽くしてくれるメイド、アンジュの存在だった。 実は、アンジュ、ロゼに対し恋愛感情を持っていた。この世界には厳しいソドミー法があり、同性間の情交は罪、死刑となる。軽々に胸中を語れぬアンジュ。
そんなある日のこと、隣国の使者として勇者・ニールがやってくる。大国の侵略に苦戦している隣国、ロゼの助力が欲しいというのだ。協力して敵を撃退した二人の間に恋が芽生える。だが、国策により、再び囚われの身となったロゼ。
そこへ、勇者は全てを捨て迎えに来る。「自分の不在はこの国の滅亡を意味する」戸惑うロゼ。アンジュは自らの恋情を抑え「誰かの犠牲を糧とする幸せなどない」と、ロゼの背中を押す。
逃避行を続ける中、ロゼの魔法は勇者に限り無効だと分かる。二人は隠れ里で子をなし平穏な日々を送るのだが……。
剣と魔法の中世ヨーロッパ風、エピックファンタジーワールドを舞台に綴るロミジュリ・ストーリー、その結末や、いかに?
*本当は、はてなブログを使い、ここは捨てようと思っていたのですが、ブログの方のアクセス少なすぎることと、文学の会の人に、なぜかmixi誘われた(今時! 掲示板のみにしている)のと、自身のSlackもこれありで、少しは、こちらに情報出すことにしました。
・百合もありますが、ちょっとだけですよw 基本はロミジュリ物語。
・関係性はラブコメのごとく、複雑にしましたが、決してハーレムではない。
・ブクマとか少なそうですが、今回は覚悟の上で出します。
・言葉が難しくて読みづらく、心理描写が多過ぎてうんざりする? 読み飛ばすかw
・ブログの方はもう諦めて開店休業です。使い勝手はいいんですけどね。