「オカルト系男女の奇怪譚」完結しました!
2020年01月02日 (木) 15:02
 終わりです。
 終わりました。
 終わらせました。

 まず、この作品を書くにあたって、自分の小説の書き方が大きく変わったなと、思いました。いままでは、下書きなんか無くて、とりあえず思い浮かんだアイデアを適当に膨らませて、途中で浮かんだオチに落とす、みたいなそんなことをしていたんですが、今回の作品はしっかり話の筋を考えて、紙に書き出し、伏線とか考えてやってみました。(上手くできた気がしないので改稿しますが。)
 あと、下書きの段階で投稿しないで貯めておき、定期的に投稿するというのも初の試みでした。書くのは遅くて、毎日投稿するなんて無理、という人にはおすすめです。ただ、僕自身、忘れっぽいので、投稿する、ということだけは頭に入れておかないと、僕みたいに規則性の無い時間帯に投稿することになりますので、そこだけ注意です。
 でも、下書きにどれだけ時間をかけても完成さえすれば、あとは『執筆中小説』から『次話投稿』を選択するだけですので、めんどくさがり屋な人には確かにおすすめです。

 さて、投稿にあたるメタ的な話はここまでにして、(メタ的という言葉の意味はよくわかってないですが)話自体について語りたいと思います。
 本編中のあとがきでも言いましたが、今回やりたかったのは「伏線回収」です。執筆する前に何かしらの作品でとてつもない大回収を見てしまって、鳥肌が立ってしまい、そこから「僕もこんな話を書いてみたいと思いました」と、小学生みたいな感想を持って、執筆に力を入れましたが、投稿し終わって気づいたことなんですが、説明が少ないなと、思いました。
 『ラノベアレルギー』でも言ったんですけど、『私の名前は○○』みたいな登場人物に自己紹介をする訳でもなく、読者に説明をするような文章が本当に嫌いで、如何に自然に人の名前を出せるか、というところを拘りました。
 他についてもそうです。あんまりあからさまに伏線を回収してもいいんですが、登場人物がそんな、説明口調に色々喋るのも変だし、そもそも、伏線だと勝手に思っているのは作者と読者ですから、気づいた人には気づく、というような文章を心がけました。上手くできたかはさておき。
 要望があれば、伏線やら、設定の説明を投稿しようかと思っていますので、要望があり次第、それまでお待ちください。
 また、村川神のことなんですが、それだけに限らず、考古学クラブの3人の話を実はもっと広げるつもりだったんですけど、書くタイミングが浮かばなくて、決戦前でもいいかな、なんて思ってたんですが、決戦前に急にスピードダウンするのも嫌だな、と思って、全部割愛しました。ごめんなさい。

 ちなみに、こういう世界線が云々、みたいな話は僕はそこまで読んだり見たりしていないので、「これまんま○○のパクリじゃん」とか言われても高確率で「なんですか、それ」としか返せませんのでよろしくお願いします。
 また、あたかも今日、執筆を終えたように思われたかもしれませんが、執筆自体は第二話掲載時で、今日は投稿を終えただけですので、その時の熱と今では相当な差があると思います。さらに、執筆開始は第一話掲載時ですから、僕の執筆スピードなんかもバレます。

 あんまりこういうこと言っていいのかよく分かりませんが、書き終えて思ったのは、「改稿するぞ!」です。書いてるときは気づかないんですが、読み返すと、なーんか、釈然としないので、書き直すつもりです。というか、書き直してます。

 また、なにか書きたいものが出たらゲリラ的に投稿しますのでそのときは是非、読んでみてください。くせ物まみれですけど。

 では、遅れましたが、あけましておめでとうございます。そして、良いお年を!
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