拝啓

　お久しぶりです。
春先は気温差が酷く過ごしにくく感じますが、
暖かい日の光を浴びると何とも言えない穏やかさが感じられるものです。
そんな春の中、如何お過ごしでしょうか。

　さて、突然となりますが改名いたします。
影宮 紅(カゲミヤ モミジ）から暮葉 秋人(クレバ アキヒト)となります。
旧名を考えた時もそれなりに時間をかけたのですが、書いたのは随分前の話。
小説から離れていた時間も長く、さまざま経験した後でこの名前を見ると「狙っている」ように感じられてならないのです。そのため今回改名する流れになりました。

名前の由来については誕生月の「秋」をイメージするものにしています。
旧名にもありますがより現実にありそうな名前にしたいのと、
苗字は自分の好きな「暮らし」という文字と、
「葉」は自分が人生で1番尊敬しているアーティストから拝借したものです。
　
欲を言えば英語圏にも読みやすい名前にしたかったのですが、あまりしっくりくる名前が思い付かずこの名前に落ち着きました。実際、太宰治や村上春樹など文豪の名前も英語圏から読みやすい名前かと言えばそうでもないですし、正直これでいいかなとも思っています。
ですが現実にありそうな名前にしたいと思った理由にも通じますが、名前はずっとこれからも使っていくものであり、親しみやすい名前にしたかったのです。
あまりコロコロ名前を変えていても癪ですし。

　小説になりますが、
最終投稿から長い間お休みしていました。理由は単純で、書きたいものが見つからず、そして文章を書くことを忘れるほど多忙で精神的に参っていたからです。
しかし改めて、自分はまだ創作活動に関わっていたいと思い過ごしていると、最近になって短編小説を書く機会を頂いて小説との向き合い方を見直すきっかけになりました。
やっぱり自分の気持ちに正直に向き合い、それを作品に昇華する創作活動は楽しく、知識不足なところもまだまだあり拙さとは縁を切っても切れないようですが、
細々と、また改めて創作活動をしていきたいと考えています。

その短編小説ですが、近いうちにこちらで投稿します。
いわゆる「なろう系」とは一歩離れて、自分の実体験を元にした作品を書いています。
これからの活動方針として、いくつかの短編小説を書いた後、長編SF小説を書く予定です。その短編小説に関してはいずれ短編集として編纂できるようなものにしたいですね。

またいずれ、文章を書くのも辛くなるような事があるかもしれません。しかしそんな時こそ自分の言葉と向き合って、一人でも多くの方にそれを読んでいただけたなら幸いです。
末筆となりますが、今後ともよろしくお願いいたします。


敬具

2023年5月26日　暮葉秋人
読者様