2024年06月26日 (水) 15:04
取材観光ではなくて取材敢行ではないかって? いえいえ誤字脱字ではございません。
いわゆるロケハンというやつです。
クマ被害について、警察や猟友会のためになるように一般向けの小説を書いて啓蒙活動をしているわけであります。
猟友会も警察もとても協力的に取材に応じていただいております。初日は。
私自身は猟銃の免許を持っておりませんが、親戚の中にはおりまして同行することが何度かありました。見学だけですけど。
銃を撃ったこともなく、同行程度で銃の小説なんて書くなよ、と言われる貴方に反論します。
ジャンルは現代社会の恋愛カテゴリーですよ。いいじゃないですか。
銃を撃ったことがない? どういう根拠で言われているのか不明ですが、合法的に銃を撃ったことくらいありますよ。アメリカ国内ですが。
あとは私のプロフィール見てもらえればわかると思うのですが、宇宙空間でVF‐25Fバルキリーメサイアっていう飛行機からミサイルを発射して宇宙怪獣を退治する仕事につくために学校にも通ってます。てへへ
え? たいして撃ってないだろですって? 冗談じゃありませんわ。ハワイの観光客向けの減装弾じゃなくてフルパワーの7.62mmとか308と30.06 ですわ。アリゾナ州ですわ。 一発10ドルですわ。滞在費用も含めて3000万円も使いましたわ。 H&K、ウインチェスター、FN あたりですわ。
一回の渡米で終わりかよ? ってそこのあなた。ふざけないで頂戴な、渡米回数は50000回超えてますの。
短期留学も何回かしてましたし、向こうで毎回お世話になってるおうちがあるので着替えやら持ち物やら全部向こうに置いてありますわ。
0.177口径空気銃弾なら5000発入りを5缶以上買いましたわ。アリゾナ州の山奥では小動物にもあてましたのよ。血がはじけ飛んで、いろいろちぎれたりして大変でしたわ。いちおう土に埋めておきました。 空気銃だとロング銃身のポンプ式拳銃ってのがありまして、射程距離は100m以上、腰だめっていうのかしら、ホルスターから抜いてすぐに腰の高さで構えて、至近距離を飛んでいる鳥を狙って発射する練習では7000発くらい消費したところでやっと中る(あたる)ようになりましたわ。あんなもの照準なんかつけられるものではないですわ。「考えるな動けって」やつですわね。両手で構えてもあたりますけどそんなに長くスキを見せてくれる動物なんていませんのよ。 亀とかカエルくらいかしら。あとはリス。胴体を狙いますの。7000発以上練習して鳥一羽ですわ。下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるなのですわ。
とにかく至近距離で動く標的は即時発射して当てられるかどうかなのですわ。両手で構えて照準を合わせると、どうしても数秒はロスして獲物が離れるし、照準なんて合わせられるものでもないのですわ。
他にもCO2ガスでセミオートで撃てる空気銃の拳銃が装弾数50発くらいかしら。これは鉄球に銅メッキをしたもので、5000発入りで30ドル以下ですわ。一缶で飽きますわ。手動ポンプならやってられません。セミオートでも撃ちまくるとCO2ボンベが冷えて銃口初速が落ちるのが難点ですわ。これを2万5000発撃つのは修行僧の領域ですわ。冷えたボンベを交換すると、残ったガスは取っておけず空中に捨てられますわ。無駄ですわ。 あきちゃったので残った弾丸も30000発ほど廃棄しましたわ。
暇だったのか、とか言われそうですが、暇だったのですわ。空気銃は庭でも撃てますわ。米国では。
それと火薬で22口径の実銃ライフルはホームセンターで80ドルで売ってますわ。安売りだと50ドルですわ。買いませんけど。装薬銃は市民登録が必要なはずですわ。
ホームセンターではウインチェスターライフルの品ぞろえが一番よいのですわ。弾丸はだれでも何個でも購入できますわ。ただし日本には持ち帰りできませんの。
7.62mmはFNとかだと銃自体が重いので立射だと腕がプルプル震えて的に当たりませんわ。それに射撃場の支配人が立射するなって怒鳴りまくって、めっちゃ怒るんですの 銃を取り上げられますの。 仕方がないので射撃用のテーブルを使っての膝立ちで撃ちましたわ。 肩が痛かったですわ。この時は弟(当時永遠の15歳)が一緒でしたけど丸一日撃ちまくって射撃場から「帰ってくれ残弾0だ」とまで言われて、次の日は他の射撃場にいきましたわ。そうして2週間の米国射撃旅行、わたしは肩がいたくなりましたし、途中から飽きてきたのでだんだんとライフルは撃たなくなって、撃てる拳銃を全種類試して遊んでましたわ。お店によって銃の種類が違うので何軒も周って遊ぶのですわ。
私はその後射撃はやめましたが、弟は楽しかったらしく、狩猟免許も取って日本でもバンバン撃ち始めて、毎年夏の禁漁期間中はグアムで弾代だけで数十万円使ってますわ。 空気銃もアメリカで捨てましたわ。
そもそもなんで射撃に興味があったのか、この活動報告を書いていて思い出しましたわ。
母方の母の祖父が日清戦争だったか、日露戦争で職業軍人で狙撃手をやっておりまして、実家の建て替えをするときに母の祖父の写真とともに勲章が大量にでてきましたの。
勲章の数は200個を軽く超えておりましたわ。 勲章一つで何人の血が流れたのか? 知っている人がいたら聞きたいくらいですわ。
それで、その血脈を受け継ぐ私と弟は、どれだけ射撃がうまくなれるか銃で競い合ったのですわ。
とりあえず私は腰だめで飛ぶ鳥を撃ち落としたことで満足してしまい、その後は次第に興味がなくなったのでした。空気銃も全部アメリカで処分しましたわ。
最後に、私が知る限り銃に関して一番詳しい小説をご紹介して終わりといたしますの。
URL:
https://novelcom.syosetu.com/novelreview/list/ncode/2185376/
【コミカライズ企画進行中】陸上自衛隊ダンジョン無双配信記〜令嬢広報の生配信を手伝っていただけの筈が、バズった上にダンジョン攻略で日本を世界最強国家にしてしまった〜
作者:たにどおり@ダンジョン自衛隊コミカライズ
銃の説明がわかりやすくて、楽しめる作品ですの。イチオシですの。
6/28追記:
クマ被害のアクセス記録を見ると、6/26だけでユニークアクセスが34もありましたの。
話数少ないのにどんだけ来てるんですかって感じですの。ちょっと多すぎじゃないかしら?
ハーフライフル規制とクマの被害者が多すぎざーます。
11/18 追記
ライフルについて詳しい小説を発見しました。
北海道に魔物が出たので地元ハンターが出動してみた
作者:ジュピタースタジオ/作品情報/Nコード:N1111FB
この作者様の他の作品にもライフルに詳しい記述があります。