2024年10月31日 (木) 20:10

10月最終日。
今年も残すところ2ヶ月となりました。
先日の
ネトコン一次選考通過作品発表では、たくさんのお祝いをありがとうございました。また、今回も沢山お祝いできてうれしかったです。
今回の発表の並びはちょっと見にくかったですね?
記号、アルファベット、かな(カナ)、音読みの漢字の並びだったから、探すのに結構苦労しました。
去年みたいな五十音順がベストなんですけど、まとまってるという点ではよかったのかなぁ??
それはさておき。今年も通過した作品について書いてみたいと思います。
スピード重視でシンプルな活動報告とは打って変わって、今回は画像たっぷりでお送りしたいと思います。
まずは今回通過した私の作品について。5回目の参加でしたが、今回は自己最多である以下の5作が通過しました。
通過作品①
「回し蹴り令嬢の脱出」

初通過。異世界ファンタジー(短編)です。
内容はタイトルとイラストの通りです。いや、ほんとに。
主人公は男性なのですが、ぜひ彼と共にヒロインにツッコミ入れながら読んでください。
ちなみにイラストは以前
こたかん様に頂きました。左下にいるすぺあさんは、こたかん様の作品のキャラです( *´艸`)
こちらは華麗な回し蹴りが見たいので、コミカライズとかしてもらえたらすごく嬉しいやつですね!
通過作品②
「婚約破棄された駄作令嬢ですが、バッサリ髪を切ったら本物の王子様に見初められたようです」

ネトコン初通過。
今年頭に開催されていたカクヨムコン参加作品で、そちらでは読者選考を通過した作品でもあります。
学園卒業前の休暇で、普段とは全然違う姿で「知らない人同士」として出会う二人の恋のお話です。
モチーフはシンデレラ×ローマの休日。
ただこれ、1冊じゃ収まらないボリュームなので厳しいんじゃないかなぁ(;^_^A
バナーはAIイラストやフリー素材をMIXして作成したものです。
通過作品③
「君だけが消えた世界~烈火の騎士は男装の王に嫁いだ聖女に永遠の愛を捧ぐ~」

ほとんど更新できてないのに、去年に引き続き2度目の一次通過です。
実は私が一番驚いてるのがこれなんですよね。
もしや、モデルのバイトもしちゃうよういな今時イケメンのヒーロー。その前世が、実はガチムチの「海坊主」みたいな騎士なのがツボ……という下読みさんがいたのかも(^o^;)
異世界逆転生ヒーローと、
彼の前世の時代に攫われてしまうヒロインの恋の行方は?!というお話。
生まれ変わってもずっと好きだった女性そっくりな女の子と恋に落ちたのに、その彼女こそが前世で愛したその人だった!彼女を現世に連れ戻すことはできるのか?
バナーはMakeGirlsMoeで作ったキャラや管澤捻様に描いていただいたイラスト、雨音AKIRA様にお借りしているイラストをあわせて作ったGifアニメです。
通過作品④
「借金令嬢は異世界でカフェを開きます【改訂版】」

おととしの第10回でも一次通過した今作ですが、改訂して2度目の通過が叶いました。
秋月忍様が開催された「冬のシンデレラ」企画参加作。
亡くなった父親が作った借金を返すため伯爵令嬢という身分を隠し、前世の記憶の助けを借りつつカフェで働くお話。
バナーは三日月アルペジオ様よりお借りしたキャラに、フリー素材をMIXして作成したものです。(男性の髪色は作品内容に合わせて変更しています)
通過作品⑤
「異世界ハーフの仕立て士見習いですが、なぜか若君の胃袋を掴んだようです」

ジャンルは異世界(恋愛)。
日本に転移してきた異世界人の母と日本人の父を持つ異世界ハーフの女の子ナナ。日本と異世界を行き来しつつ、異世界で仕立て士になる修行中。
料理が得意な彼女に胃袋をっがっつりつかまれ、冗談で求婚し続ける若君がだんだん本気になるも、互いの立場はそれを許さず……というお話。
しかもその若君には大きな秘密があって――。
日本と異世界を行ったり来たりは今時珍しい部類に入るのかも??そうでもない?
バナーはMakeGirlsMoeで作ったキャラとフリー素材をMIXして作成しました。
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以上、短編が1作、長編が4作(内3作が完結)です。
ジャンル的には異世界恋愛に当たるものばかりになるでしょうか。
今回の一次通過作のなかには、以前私も参加した
長岡更紗様の企画
「
イセコイ冒頭ミュージアム」参加作も多く見られましたね。
わたしの応募した作品でも、今回はなんとなく無難な感じのものが通過した感がありましたが、上記の通り、5作中3作が2度目の通過でした。
正直に言いましょう。
今まで通過した作品、基本的にポイント低いよ?
下は数百、いって数千。1万ポイントに達した作品なんてぶっちゃけゼロです。ゼロ。
日間総合1位をとった
「前世を思い出した瞬間、超絶好みの騎士様から求婚されましたが、とりあえず頷いてもいいかしら?」とか
「契約結婚は終了しました」も出してましたが、こちらはまったくかすりもしませんでした(;'∀')””
実はすでに早期受賞された作品は5作も出てる今回。
個人的に「おおっ」と思ったのは、ポイント二桁、感想も公式の感想サービス1件のみというBLだったりします。個人的にはBL興味ないので、残念ながらあらすじ読んでも「?」って感じではあったんですけど。
ネットの流行りと本屋でお客様が手に取るものはイコールではないということかな。
本になるということは「商品」なんですものね。
通過作品数について
おさらいをしますと、第12回ネトコンの応募総数20,826作品。
そのの中から一次選考を通過した作品は1,757作品でした。これは全体の約8.4%ということになります。
1割切ったかぁ……。
ここからはあくまで自分用の覚書ではあるのですが、皆さんの参考になる部分もあるかもしれないので公開しますね。
ということで、私が参加してきたネトコンでの過去通過作品数を一覧にしてみました。
こうして数字で見てみると一次通過数は去年が多かっただけで、9,10回と同程度と言えなくもない気がします。
というか、毎年応募作品がうなぎのぼりなので、ますます狭き門となりそうな勢いですね。
その中でも今回の応募作は5000作弱が短編。さらに一般に短編の長さらしい4万字以下まで範囲を広げると8000作強もあるというのも、他コンテストのように最低文字数が設定されず応募しやすいネトコンならではと言えそうです。なろうでも短編は人気ですしね。
さて、続いて
各企業が求めているキーワードをざっと見てみると――
異世界、恋愛、貴族、令嬢(悪役令嬢含む)、聖女、婚約破棄などの流行り要素が求められているようです。幼児(幼女、ショタ)もちらほら見受けられますね。
もしかしたら狙い目?と思われるワードですと、ミステリー、サスペンス。それから音楽。
個人的にクスッとしたのが「龍」でした。
沢山の企業が参加していますが、何社かのキーワードに絞って作品にキーワードに入れておくのもよいかもしれません。
というのも、ネトコン参加作は、各企業の方が全作読むわけではないと思われるからです。
あくまで想像の域になってしまいますが、下読みさんが読んだものを
「あ、これはA社が求めてそう。これはB社かな」
みたいに振り分けていくのが一次だと思っているのですよ(勘違いかもしれませんが)。
下読みさんとの相性次第と思われる点や、私自身、一次はくじ運に近い感覚というのもこのへんからだったりします。
ふと、ある程度の年代だとピンと来るかなと思った例えがあるのですが、それはラジオや雑誌のはがきで送る懸賞でした。
何かしらアピールすると当たりやすいと言っている達人っていませんでした?
はがきと違って小説はパッと見て中身は分かりません。
じゃあパッと目に入るのはどこか。タイトル、あらすじ、そしてキーワードと書き出し。
わかってるけど難しい。すっごく苦手(ToT)
でも、求められてるキーワードを入れるのは一番ハードル低いんじゃないかな。
ふるいにかけているであろう下読みさんとの相性もあるでしょうし、毎年同じものが求められているとは限らない。
(だから落ちたものがまた引っかかることもある)
次回、もっと気を付けてみようかなと思います。
次の二次では何作通過するでしょうか。
おそらく100作前後?
個人的に受賞するのでは?と思ってるのは、
・黒星★チーコさんの「美貌の宰相様が探し求める女性は元気いっぱいの野太い声の持ち主らしい……それ私かもしれない」。
読み終わってないでしょと突っ込まれそうですが、チーコさん勢いあるし、この作品キャッチ―だし、コミカライズ風の表紙浮かぶしと、時々ピンとくる勘が働いたのがこちらの作品だったんですよね。
割とこの手の勘は当たるほうだったのですが、今回は如何に?
自作は?といえば、残ったらすごく嬉しい。ですが本音を言ってしまうと、
「今年も本命を隠す賑やかしに当たったんだな(-人-)」
みたいな感じでしょうか。
毎度こういうところだけくじ運がいいので、一緒にお祝いできることはすっごく嬉しいし、むしろ心置きなくおめでとうを言いたいからというのも応募している理由の一つではあるのですが(一番の理由は公式様の感想サービス( *´艸`))。
とはいえ、自分含め、みんなどんどんイケーという気持ちは存分にあるのですよ。どうせなら楽しみたいですもの。
次も、そしてその次も!たくさんのおめでとうが言えることを願っています。
いらっしゃいませ。
というか、勝手に言ってるの見られてしまったぁ(*ノωノ)
時々ピン!とくるので、私はそう思ったよーってことで大目に見てくださいませ。
>お互い、二次も通るといいですね!
うん、そうですね。ようやく自分も二次も通ればいいなって思えるようになりました。
ぜひそうなりますように!