2025年05月23日 (金) 07:06
そんなわけで第二十三話です。
ようやくオーク戦士団が森を抜けました。オアシスまではもう一息ですね。
ここまでくれば、もう到着したも同前です。ですから、前回の予告は間違いではありません(強弁)w
今回は小ネタです。
王国軍には結構な数の女性がいますが、前線に出るのは召喚士や魔導士といった、特殊能力を持っている者に限られます。
彼女たちはすべて士官(准尉以上)なので、一般兵士に女性は存在せず、ほとんどが事務職です。
女性たちは身だしなみとして、ちゃんとお化粧をしています。
この時代の化粧は、白粉(おしろい=現在のファンデーション)、頬紅(チーク)、口紅、アイライン、眉筆が基本ですね。
軍では派手な化粧を禁じているので、いわゆるナチュラルメークが基本です。
これまでほとんど描かれていませんでしたが、シルヴィアもエイナもちゃんとお化粧をしています。
任務によっては前線に出ることがありますが、そうした場合でも、できるだけ最低限のメイクはしています。
エイナはお化粧が苦手で、あまり時間をかけないのですが、シルヴィアは正反対で、化粧技術の追究に余念がありません。
女性の姿となったキャミイは、当然化粧に関心を示しませんが、シルヴィアがそれを許すはずがありません。
ちなみに、帝国軍はまた事情が違っています。
マグス大佐は化粧を毛嫌いしていますが、最近は内勤が増えていて、やむを得ず化粧をしています。
ですが、彼女にはその方面の才能が壊滅的で、見かねた副官(男性です)が、彼女の化粧係となっていますw
この辺の話は、どこかで詳しくやりたいなぁww
さて、次回こそは、今度こそは! オークの戦士団がオアシスに到着します。
引継ぎでは、人間とオークとの文化的な違いで、いろいろ面白いことが起こります。
平和な内容となりますが、もちろん「嵐の前の静けさ」という奴です。
どうかお楽しみに!