2020年03月24日 (火) 16:01
一ヶ月ちょっと前の活動報告で一周年ですと言っていた「眠ると勇者!」ですが、いつのまにかタイトルが変わっております。
が、更にタイトルを変えようと思っています。
新タイトルは「目覚めた世界で俺は伝説の勇者だったらしい 〜でもその記憶がないので最強魔道士やその辺にいた吟遊詩人に守られてます〜」です。
──はい、長くて作者自身が覚えられそうにありませんが……
コロコロとタイトルを変えてしまって、ややこしくて申し訳ありません。
これより、タイトル紆余曲折のご説明を……
まず、一年間お世話になった「眠ると勇者!」というタイトル、今現在もタイトル回収まで話が進んでおりませんが、そもそも仮題のつもりでした。
この作品らしい、ぴったりとくるタイトルを思いついたら変えるつもりでいました。
で、思いつかないままずるずると時間が経ってしまったので、思い切って変えてみた「喪失の勇者と暗黒の影」というタイトル。まあまあ作品の中身を表しているし、私っぽくて好きなんですが、ちょっとダークすぎました。このタイトルから期待するようなダークファンタジーではなかろうということで、これもぴったりとくるタイトルとは言えず、またいつか変えようと思っていました。
そして、今回、「目覚めた世界で俺は伝説の勇者だったらしい 〜でもその記憶がないので最強魔道士やその辺にいた吟遊詩人に守られてます〜」ですが、これは見てお分かりのとおり、“この作品らしい”とか“ぴったりとくる”とか、完全に度外視です。とにかく、新着に乗った時に初見さんに開いてもらいたいタイトルです。
タイトルって本当に難しい。自分が納得できる、作品の顔となる最終版のタイトルは、完結までに必ず模索したいと思っています。
これからも、どうぞ沖田とその作品をよろしくお願いいたします。
そして、
ここからは愚痴になってしまうので読まなくてもいいのですが……
そもそも、このどちらかというと“私らしくない”長文タイトルに舵をきったのは、ひとえに「今のままではさっぱり読んでもらえていない」これに尽きます。
今この活動報告を読んでくださっている方は、ひょっとしたら読者様のお一人かもしれませんが。
当然ランキングなんて論外、この作品が唯一露出できるのが、新しい話を更新した時です。しかし、その時ですら、まったく人が来てくれません。タイトルやあらすじに求心力がないのでしょう。事実、先日更新した「設定資料集」と、pvがほぼ同じという悲しい現実を見てしまいました。明らかに小説本編ではない、“設定資料集”と、心血注いでいるつもりの物語の読者数が同列なのです。
評価、ブックマーク、感想欄、そもそも開いてすらもらえてないので、当然動きません。読んでもらえてる、それも面白いと思ってもらえてる実感がまったくありません。駄作と思われてるのかすらわかりません。
書いている時はとっても楽しいのに、公開した途端にものすごく悲しくなります。ああ、またダメだった、と。自分で自分の作品を貶す思考に陥ります。
それならいっそ、公開はせずに自己満足で完結させたほうが精神衛生上はいいので、そうしようかと迷いました。
が、悩みに悩んで、タイトルやあらすじはまだ手を入れられる余地であるので、試して見ることにしました。
色々施策してそれでもダメなら、公開をあきらめる日がくるかもしれません。web上ではエタる形になりますが、この場合は作品を完結させるための前向きな決断です。そして、無事完結したら、また載せます。
たかだかタイトルを変更するだけのことで、大袈裟に愚痴ってしまいましたが……ここまで読んでくださいまして、ありがとうございました。
あらためまして、これからも沖田とその作品をよろしくお願いいたします。