2011年06月11日 (土) 06:30
とーま!とーま!
うっそ、今度はインデックスの体に憑依!?ちっちゃいっ!!
なんで女の子ばっかりなのかなあ。
でも、おっさんよりはマシか。
ぐううぅ
お腹の音がする。
なんでこの体は小さいのに燃費が悪いのさ…
増加タンクが胸にないのに、お腹が先に出たら女子としてつらすぎるよねっ!
あ、そうだった、1年で記憶を無くす呪いとやらを解かなきゃ。
丁度当麻が帰ってきたし。
「おお、インデックス帰ったぞ。よいしょっと。今日は特価が買えましたよー、っと」
両手に持ったスーパーの袋を置いて背伸びする当麻。
「とーま!ちょっとお願いがあるの」
「夕飯のおかずの種類増やすのは却下な。もやしで量は増やしてんだ、それで勘弁してくれ」
「そうじゃないの、その、えっと」
言いにくいなあ。こんなこと。変な奴だって思われるよね。
でも、背に腹は代えられない!しかたない、勇気をだして言ってみよう!
「…右指をくわえさせてほしいの」
「えっ」
「とーま、鼻血、はなぢ!」
ドキドキしてる…
「…」
「あ、あの…」
「えっと」
変な空気。
なんだか気温が数度上がったみたいだ。鼓動が、耳元まで伝わってくる…
じゃなくて!
「ええからその右手よこせやー!!」ガブリ
「いってえええーー!!」
ピキーーン(壊れた音)
「もっひゃ!(よっしゃ)」
「な、なんかヌルヌルして暖かいぞ、インデックスの中っ!!」
「ひゃひへほいほとひっへふの(何エロイ事いってるの)」
ばたばたっ
「こら、とーまっ!暴れないでっ!変なトコさわんないっ あっ、服がっ!!」
ピキーーン(壊れた音)
はらり。
「ふ、服があああっ!!!」
『警告。ヨハネのペンならぬパウルスの腰布を発動。自動的にイチジクの葉及び外衣で修正します』
「え!?」
『これより幼女防御モード発動。目前の変態紳士を排除します』
目からビーム!
ピキーーン(壊れた音)
「な、何撃ってきてるんだ、危ねえじゃねえかインデックス!」
「えっ!?いやっ、こっち見ないでッ!!」
『効果がないので、次の防御行動に入ります』
といやっ (めつぶしッ)
インデックスの2本の指が、当麻の両目にさっくりめり込んだ!
「ぬあああーーー、目が!目があああああ!!!」
ごろごろごろっ
はらり。
「んぎゃああーーー、脱げたー!!服が、葉っぱがあああ!!!」
「不幸だ…」
ぐうううぅ
「…不幸だね」
お腹すいた、とーまっ!
続かないっ。