2019年05月02日 (木) 18:06
執筆期間は三ヶ月弱でした。投稿開始からずっと、一日平均2000字投稿のペースを維持する事が出来ました。常に20000文字程度をストックすることが出来ましたので、このくらいの投稿ペースがちょうどいいようです。
たぶん、いや間違いなく、ハイファンタジーという人口の多いジャンルとしては、救いようのないレベルの不人気作品で終わったと思います。しかし、私の予想よりはだいぶブックマークも多くなり、よくやった方なのではないかと感じています。
一章を書き終えてから、とあるスレで晒すまで、評価はおろかブックマークも0でした。そのときの文字数が46000字。「あら奥さん聞きました? 隣に引っ越してきた新人作者さん、ハイファンタジーなのに46000字で評価ポイント0なんですってよ」「やだわぁ、何書いてるのかしら。変な人じゃないといいけど」とか怪しまれそう。
晒し効果のおかげで評価とブクマ1(2かも)が得られましたが、10万字時点でもまだブクマ3という底辺っぷり。まぁ、仕方ない。分かってたし。プロットに従い、きっちり書き上げることに集中しました。
出来映えについては不満はありません。書き始めたときにおぼろげに見えていた全体像よりも、ずっとよい形で完成させられたと感じています。よく頑張った。ブックマークも最後は12まで増えました。10万字ブーストなる都市伝説を信じたくなりますね。10万字弱でブクマ3だったものが、その後の9万字で9も増えたわけですから。
しかし、私から見てよく出来ていても、他の人から見たらそうではないということは普通です。ですからもし感想を頂けるなら、率直な気持ちを書いてほしいと思います。「くそ過ぎる」とか「ゴミはゴミ箱に捨てるべきだ」とか、いろいろあるでしょう。感じたことを、正直に書いてほしい。いいんです。おべっかなんか使わなくて。私の心は傷なんかつかないから、好きなだけ殴っていってください。そもそも、好き嫌いなんて人それぞれなんだから。
多数派に受けることを願って書いたものでもないので、お気に召さなかった人がいること自体は全く問題ない。しかしもし、途中で裏切られたと感じた人がいたとすれば、それは私の未熟さ故のものです。申し訳ない。
私が一つ心がけていることは、ユーザーを裏切らないこと。これは同人ゲーム製作でも徹底してきたつもりのことです。マニアックで、わずかな人しか触れないものだとしても、途中で作風を変えないことは意識してきました。「これはこういうタイプのものなんだろう」というつもりでいた人に対して、全然別なものを突き出すことはしたくないのです。
本作は中盤以降ロリコンと中二病が登場します。最初から予定していたことなのですが、これはそれまでの雰囲気からは浮いているように感じられるかも知れません。その点で受け付けなかったという方には、悪いことをしたなと思います。そういう人が、いないといいんですが。
エリスはこれからも陰謀渦巻く中で戦い続けなければならないのですが、先の話はほとんどまとまっていないので続きを書く機会があるかどうかは不明です。もし第二巻がありましたら、またよろしくお願いします。
少し某掲示板なども覗いてみましょうか。
ありがとうございました。