2020年02月20日 (木) 23:21
こういうものはエッセイに書くものかもしれませんが、特に主張するような内容でもないと思ったので活動報告に書きます。
1周年という事で、初心に立ち返り「読書好きが始めるVRMMO(仮)」を書き始めた経緯を残しておこうと思いました。
私がアカウントを作ろうと思ったのは、少し大きな仕事を終えた後の連休中でした。
当時はアカウントも持っていなかった読専。
急にできた連休だったので、特に予定もなかった自分は「小説家になろう」で好きな要素であるテイマーのタグを漁っていました。
そこでふと思ったのです。思ったよりテイマー要素のある小説は少ないと。
もっと言えば、「もふもふ」と「スライム」、後は「奴隷(人系)」? ばかりであると。
別にその3つが嫌いというわけでは無いです。
しかし、もっとバリエーションが欲しい。
時間もある事だし、少し行動を起こしてみる事にしたわけです。
最初に思いついたのは、アカウント登録して好きな作品に評価を入れるというものでした。
しかし、「小説家になろう」内の説明で、自由に評価していいとあるものの、実際どれくらいの点数を入れればいいかわからない。
それに、小説を書いた事がない自分が、人様の作品の文章力とストーリーを評価するのはおこがましいのではないかと。
そこで何を血迷ったのか、こう考えたのです。
「自分でも書いてみるか」
ただし、注目されたいとかあわよくば書籍化というよりも、アカウントを作った記念みたいな面が強かったです。
で、初めて小説を書くにあたり、自分の中で目標を立てました。
①書いたからには完結を第1目標とする。
②できれば、1年以内での完結。
はい。②はできませんでした。
これについては、創作活動について無知すぎたのが原因だと思います。
「生みの苦しみ」は言葉で理解していても、実際やってみるとやはり重みが違いました。
まだ①の目標は諦めていませんので、今後ともお付き合いいただければ幸いです。
次に初めて書くにあたって、小説の書き方等を調べたりもしました。
最初は短編が良いとか、プロットをしっかり練ろう等。
しかし、調べていくうちにこう思うようになりました。
「完全な初心者なんだし、いきなり凝った作品を作ろうとすれば挫折するかもしれない。書きたいように書いて、当たって砕けてもいいだろう」
今思えば何とも無謀でしたが、早く書きたいと思っていた自分はこの理論の元、いきなり原稿を書き始めました。
ここであれ? と思うかもしれませんが、最初の3章くらいまでは世界観・キャラ設定・プロットのような資料を一切用意せずに書いていました(一応、頭の中では大まかに考えていました)。
途中で設定資料を公開してほしいと言われた時は、冷や汗が流れました(笑)
設定が無かったと言っても、これまで読んだテイマー系の小説からある程度、方向性を考えていました。
①テイマーを主軸にしない。
何故、テイマー系が好きなのにそれを主軸にしないかと言えば、従魔が増えすぎてしまうからです(やや、偏見有り)。
どうしても、テイマーを主軸に据えてしまうとテイマーの見せ場である仲間を増やす描写が増えてしまいがちです。
キャラが増えすぎるとコントロールできなくなると判断したので、主人公にはテイマーではない目的(読書)を持たせることにしました。
ただ、仲を深めるのに時間をかける物語は、この限りではありません。
今思い返せば、そっち路線で書いても良かったかなと思う事もあります。
②エンディングへの道筋を作る。
小説を書くのは完全素人ながら、最初に決めた完結という目標の為にこの道筋は立てておこうと決めていました。
ただ、最初に集めすぎたかなとは思う事もあります。
このような感じで書き始めたわけですが、やはり素人が無鉄砲に始めた為、読みづらかっただろうと思います。
ただ、読者の方々のありがたい指摘の元、徐々に改善しているとは思っています(そうだといいな~)。
結構マイペースな更新ではありますが、今後とも「読書好きが始めるVRMMO(仮)」をよろしくお願いします。