2019年09月14日 (土) 18:43
――9月14日午前。
俺はレビューライフルを構え、標的を射貫く機会を伺っていた。
今回の標的は、
「まおよめっ!」。
百万文字を超える大物だ。しかも完結したてのホヤホヤときている。
俺の経験上、午前9~11頃はレビュー投稿が少なく、トップページから流されにくい。
その分読者も少ない時間帯だが、長くトップページに居座れるメリットの方が大きいと、俺は考えている。
すでにレビュー文は、エバーノート弾倉に装填されていた。
後はコピー&ペーストをするだけで、ズドンだ。
だが、引き金を引こうとした瞬間、俺と
「まおよめっ!」の射線上に、割り込む影が現れた。
なんてこった……。
味方である、
「インド人」のレビューだ。
ここで俺がレビューライフルをぶっ放せば、
「インド人」のレビューはトップページから流されちまう。
フレンドリーファイアってヤツだ。
俺は諦めて、次の機会を待つ事にした……。
レビュースナイパーには、忍耐力も必要なのさ。
——9月15日。
再びターゲットにレビューライフルを向けようとした俺。
その時、あり得ない事が起こった。
全身を貫く衝撃。視界の端に踊る赤文字。
「レビューが書かれました」
俺は失念していた。
獲物を狩る時は、常に自分も駆られる側に回る可能性があるという事を――
俺は自分を射貫いたスナイパーの姿を一目見ようと、遠くに視線を向ける。
やったのは、
「最強の白魔道士」で有名な、
星健大佐。
ランキングを駆けあがっていく姿から、軍内では「連邦の白い悪魔」と呼ばれ、恐れられている存在だ。
俺にはまだ意識があった。
最期に引き金を引く力ぐらいは残されている。
だが、気づいてしまったのだ。
俺が今、レビューライフルを撃てば、
「解ゴー」のレビューが流されちまう……。
結局俺は、わが身可愛さに、引き金を引く事ができなかった……。
―――
はいっ! というわけで、レビューを書こうと狙っていたら、
「解放のゴーレム使い~ロボはゴーレムに入りますか?~」~にレビューを頂いてしまって、浮かれまくっているすぎモンです♪
書いて下さったのは、星健大佐こと、
星健さん。(あ、大佐っていう階級は、今勝手に付けました)
代表作、
「最強の白魔道士〜下級職業で世界最強を目指す〜」は、とにかく読みやすくて爽快。
両親と故郷を失った少年マルスが、不遇な職業「白魔道士」でありながらも、自らを鍛え、仲間達と共に強くなっていく、シリアスあり、ギャグあり、努力・友情・勝利の王道ファンタジー!
星健さん、レビューありがとうございました。
今回私が狙っていた、
「まおよめっ!」につきましては、明日レビュー狙撃&紹介させていただきます。
おはようございます♪
ふっふっふっ……。
自分がレビューを狙っている時は、他人からレビューを狙われている可能性もあるのですよ?
「転生したら悪役王子だった」の初レビューは、私がいただきます!
……と言いたい所ですが、悪役王子のPVやブクマを見る限り、完結前に誰かが書く可能性が高そうですね。