あとがき 「何でもできるオタク、4人の天才美少女にあの手この手で惚れさせられそうになる」
2020年04月12日 (日) 15:21
 あとがきです。とりとめもなく書くので拙い文章になること、お許しください。

 まずは明確に失敗したな、と思うことについて。
 それは、零がオタクであるという設定を活かしきれなかったことにあります。
 零がオタクになったのは、神宮家の英才教育の反動、ということで実はシリアスな理由だったのですが、本文ではちらっと書いただけ。しかも、オタク要素が話を進めるごとに希薄になっていき、最終話に至っては登場すらしないという。
 もうこれは明確な失敗でしょう。タイトル詐欺もいいとこです。

 次に失敗したと思われるところ。それはこの作品が「ヒロインを確定しているハーレムもの」なのかはっきりしなかったところにあります。
 自分としては最初から雨宮をヒロインとして意識して書いていたのですが、予想以上に高宮や大宮が台頭してきて、自分としてもぐらついてしまいました。
 ああ、その失敗でいくと音宮がヒロインとしてもうちょい出していくのにも失敗してしまいましたね。
 まあ、それはともかく。
 やはりコメントでも「雨宮ひいきが気になった」というものがとても多かったです。
 これはひとえに私の力不足だと実感しております。すみませんでした。
 僕個人としては、ヒロインが決まっているハーレム(特にラノベに多いですかね)も、ヒロインがだれか分からないハーレム(二〇コイとか、〇等分の花嫁)もどちらも好きですが、今回の作品はどちらにも分類されないものだと思います。そのふらっとした感じは、失敗でした。

 ただ、同時に今回の作品で多くのことを学ばせていただきました。作品を成長の糧みたいに言うのは少し抵抗があるのですが、それでもたくさんの成長が出来たと思います。
 どこまで設定として最初に定めるべきなのか、作品のテンポ、そして連載を続ける大変さ。
 他にもたくさんのことを知ることが出来ました。最初の作品ということもあって、甘く見ていて見切り発車しましたが、失敗して2か月くらいエタっていましたね。
 それでもこうして25万字を越える作品が完結することができたのは、本当に応援してくださるみなさんのおかげでした。
 ある日ふと感想を見たら、作品の再開をまつコメントを見たんですね。それでやる気が再燃してここまできた、という感じでした。
 それからも応援のコメントを頂くたびにモチベーションが出来て、最後まで、ということでしたので、文字通りみなさんのおかげです。本当にありがとうございます。

 長々と書いて終わりが見えなくなったので、このあたりで失礼させていただきます。
 次回作については、カクヨムさんの方で、あのヒット作を連発しているジェットン先生から元ネタをいただいたものを、書かせてもらっています。それについては次の活動報告で載せておきます。そちらの方も機会を見てなろうさんの方に上げるかもしれません。
 またそれとは別に新しいシリーズを書いていこうと思っています。

 次はまた性懲りもなく高校生。
 ですが今回はラブコメ一色ではなく、スポーツ、バスケットボールを中心とした話で、ラブコメ3割バスケ7割と言った作品になると思います。
 まあ、例にもよって主人公はめちゃくちゃ強くなってしまうんですが笑
 
 今絶賛書き溜めておりますので、そう遠くないうちにまたなろうさんとカクヨムさんで投稿させていただくことになると思います。
 そちらも投稿したら活動報告に載せておきます。一応ツイッターの方でも告知しますが。
 
 これで本作は完結となります。この後の日常談は更新を期待せずゆっくりと待っててくださると助かります。気ままに更新していく予定です。
 本当に、最後までついてきてくださった読者の皆様、ありがとうございました。

 また次回作を上げたら、その時はぜひともよろしくお願いいたします。

 横糸圭
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