2021年05月30日 (日) 00:14
その1からの続きです!
『メリル』
前作ヒロインの一人です。土属性。
気を操る巨乳女医さん。
レギュラーにする予定は全くなかった。
一本目の最後にオマケのつもりで出しただけなんですけどなんか流れで居付いちゃいましたね。
うねうねマジック本編の時点ではまだシェリィが戻って来てないんで、裏ではかな~り忙しいです。
なにそれ?って人は是非思い出シーカー×5の方も読んでみてね!
実は時期によって一人称が微妙に変化している人で、前作の時点では可愛らしくゆったりした喋り方を表現するために『わたし』
前作の過去編では重い使命を背負ったことで気を張っていて『私』
記憶が戻ってからは再び『わたし』
そして今作では大人になったという事もあって落ち着いた意味で『私』です。
もしこの条件に当てはまっていない場合は単純に作者のミスです。
昔どこかで書いた気がするけど作者の性癖をブチ込みまくったキャラ。
前作ではエリザのように全然描写してあげられなくて未練が残った女の子でした。
なんか今作でのほうが活き活きとしてた気はするんですよね。
結局最後まで出し続けたのも未練があったからなのかなぁ。
思い出シーカーはいつかRPGでやり直したいなぁという想いが強いので、メリルにはまだお世話になりそうです。
次はまた十代のヒロインとして頑張ってもらいます。
『ユミル』
属性は水。
色っぽい大人のおねーさんというコンセプトの先生。
エスニャの担当教員です。
教員としての序列は3位。
エリザ同様かなり強いんですけど相手が悪いことが多かった。
リリムと同じで登場直前で名前が変わっていて、元々ユレール先生でした。
ユレールってどっかで聞いたなぁとずっと引っ掛かってて、検索してみたらうらら迷路帖というアニメのキャラでした。
はい、めっちゃ好きなアニメでした。
名前かぶりくらい気にすることないかなぁとも思うんですけど、全然ありふれてるわけでもない名前なんでやめときました。
教員キャラの中では一番年上で唯一の三十代です。
リンネの担当だった先生の妹という設定もあります。
もうちょっと出したかったんですけどね・・・ビックリするくらい出番無かったな!
『ルル』
属性は風。
フィノの妹ですがセスがオリジナルになっていないので血の繋がり的には無関係です。
フィノを奪われたハイズがもう一度人造人間を作ればまたあの光が降りてくるのでは?と考えて作った後期型です。
一応唯一の完成体で他の姉妹たちは皆死んでしまいました。
正確にはフィノも失敗してるんですよね。
魔力性質が自分と同じ風であると知ったエリザが大喜びして魔法を教えようとしたんですが全然上手くいかなかったので剣を教えられています。
人造人間って魔力で魂と体を繋げてるって設定があって魔法に使う分まで出てこないんですよね。
まぁもっと技術が進めば可能になるかもしれませんけど。
ちなみにフィノが普通に魔法を使えるのは単純に魂が神様パワーで肉体にくっついてるからです。
元ネタになってるキャラがいて神様家族というライトノベルに出てくるメメちゃんです。
リリムとエリザから競争するように様々な教育を受けているんですけど剣技などの技術はともかく知識や思想的な事は覚えた瞬間抜けていくのでややエリザが優勢です。
教えられた事を何でも覚えられるくらい賢かったら今頃すっかりリリムに染められてしまっていたでしょう。
フィノが町を出て行ってしまってからはリリムと一緒にポテチを作る目的で何か妙なことやり始めてるみたいなイメージがあります。
何やってんだ???
『ラミィ』
レン大好きな女の子。
属性は炎です。
なんかツイッターでたまたま料理教室がどうとかみたいなのを見かけて、そういえばうちのヒロインたちって料理どうなんだ?
って考えた時、料理出来る人誰もいなかったんですよね。
一番ましなのがフィノとエスニャで、それもせいぜいマニュアル通りにやるくらいだったんで。
こりゃあまずいぞと思って『普通の女の子』をテーマに後から誕生したキャラです。
とても目が良いのでレンからは戦士の才能ありと判断されてるんですけど絶対鍛えたりしません。
普通の女の子は殺し合いなんてしないからです。
お花とか料理とか恋愛とか、そういったものが好きな普通の女の子なのです。
あんまり普通でもなかったような気がするけど・・・。
大きくなってからは普通に学院で働いてる気がするんですよね。
レンとも仲良いですし。
あと全然描写してなかったけど学院では教員以外にもたくさんの人が働いています。
設定上だけの人ってたくさんいるんですよホント。
『プリメーラ』
モブからの昇格ヒロインです。
属性は風。
シグルイ大好きな女の子。
身長が作中トップで190センチ以上ある設定です。
骨太でがっちりしてて瞬発力もあります。
フィジカルエリート。
適性だの才能だのってバトルやスポーツじゃ必ずごちゃごちゃ出ててくる要素ですけどやっぱり一番の才能って骨だと思うんですよね。
技術とか筋肉は栄養や訓練次第である程度カバー出来るんですけど、身長ばっかりはそうはいかない。
背が高ければ手足も長いんで動きも速けりゃリーチも長い。
当然体重も増やしやすいし、バトルにおいてはあらゆる要素で有利です。
戦士になるために生まれて来たようなスペックでこの体が手に入らずに涙を流した武術家がどれだけいたことか。
そんな才能をゴミ箱に全力でぶち込んでるのがプリメーラです。
中身はただの痛いマンガオタク。
どっかで活躍させたいなぁってずっと思ってたお気に入りキャラです。
一応レンのファンなんですけど作中では描写できませんでしたね。
珍しくフィリスの町出身のキャラで、寮ではなく自宅から学院に通っています。
フィノが家を買う時行った不動産屋の娘という設定です。
お金持ちのお嬢様でもあってマンガをいっぱい買えるのはその辺に理由があります。
本気で鍛えれば絶対強いんですけどね、学院も途中でやめちゃいそうだな~。
将来は普通にニートしてて最後は親の遺産で食ってそうです。
超天才なのに死ぬまで弱いままって所が本当に大好き。
『シュノセル』
モブからの昇格ヒロインその2。
雷属性のお金大好き娘です。
雷はレア属性だったりもします。
めっちゃ背が小っちゃくてコロコロしてる女の子。
性格は悪いです。
悪だくみしてる時はアホ毛が動きます。
元々貧乏な国のストリートチルドレンで親はいるんですがほとんど頼りになりません。
食うために盗みなどをやるしかない環境で生きて来たので過去にはいろいろやらかしています。
スリも上手いです。
ストリートチルドレンのチームに所属していたんですが売春を断ったり上納金を誤魔化したのがバレて目を付けられてしまいました。
最後はギャングを相手に盗みを働き地元から逃げ出しています。
生きるために強くならねばと盗んだ金で学院に入りました。
さすがにフィリスで問題を起こせば学院をやめなければならなくなるので町に来てからは盗みなどはしていません。
プリメーラの財布から抜いたりはしてるけど。
バイトとか色々やってるのも稼がないと町にいられないし学費も払えないからなんですよね。
友達は普通にいるしプリメーラとはあんなんでも凄く仲が良いです。
人生から体から中身まで正反対なコンビです。
プリメーラとの唯一の共通点がレンのファンであることで、イベントの時とかは彼女に肩車してもらって二人で興奮してます。
根性が凄いんで将来は学院を卒業して結構強い魔導士になったんじゃないかなぁ。
シュノがそれなりの強さになればまず食いっぱぐれないでしょうね。
『リオン』
モブからの昇格ヒロインその3。
その正体は怪盗です。
属性は風。
書いてて思ったけど風多いなっ!
リオンについては本編中で結構詳しく書いたような気がしますね。
下着集めが趣味で服なんかも自作するくらい好きです。
元々魔法とか興味なかった女の子なんで、一通り町で遊んで飽きたら学院やめちゃったような気がしますね。
まぁでもこの子たくましすぎるんで生活に困ることはまずないでしょう。
将来はなんかレンに雇われて諜報活動みたいな事やってるイメージありますね。
『スズ』
氷属性。
メイドさん兼忍者です。
セスからの依頼でフィノの生活をこっそりサポートするためにやってきた女の子。
監視やハイズへの警戒とか細かく言えば色々あるんですけど。
リンネやセスともいい勝負できるくらいには強いです。
ただその強さを隠すのには苦労してます。
忍者は大変です。
元々は孤児だったところを師であるシズルに拾われ育てられました。
クソ真面目な堅物で小さな失敗をいつまでも気にしてたりします。
任務のために一生懸命地味な女の子を演じてたんですけど何故かプリメーラたちに目を付けられて部屋がたまり場になってしまった。
忍者は大変。
ゲーム世界にプリメーラたちと入った時の話とかかなり面白いんで外伝としてどっかで書こうかなって思ってました。
思ってただけで終わったけど。
シェスカとは仲が良くて入学したばかりの頃はよく一緒にいました。
おどおどしてるスズをシェスカはほっとけなかったんです。
シェスカにとっては自分が誰かの世話を焼くって新鮮なんですよね。
まぁスズからすれば余計なお世話なんだけど。
本編が終わった後にどうなったかは・・・ちょっとイメージが降りてこない。
でもまぁいつまでも学院にいるって事はなかったんじゃないかなぁと思います。
『セス』
ヒロインその7。
属性は炎です。
まさかの母親ヒロインです。
なんか基本的に主人公の親、特に母親って雑に処理される事多くないですか?
そもそも最初から大した理由もなくいなかったりとか。
だからまぁメインキャラにしてみようかなって事で最後のヒロインとなりました。
テーマは『子供みたいな大人』です。
デリケートな話題な気がするんであんまり突っ込まないけど、人間って実年齢と精神的な年齢って必ずしもイコールじゃないんですよ。
むしろそんな人の方が少ないです。
ただそういう話って大抵『自分の気に入らない人』を批判するために使われがちであんまりキチンとした話しにならないんですよね。
基準もないし、こういう経験が無い奴はダメ!とかみたいな方向に行きがち。
ちょっと話がズレそうなんで戻しますけど、セスはミランジェ並みに主人公属性です。
幼い頃に父親とケンカして山を飛び出し町へ下りました。
フィノほどではないけど世間知らずで強かったセスは悪いやつに利用されちゃうんですよね。
んで知らず知らずに悪事に加担してたところを当時の特務教員に倒されて捕まってしまう。
けどその教員が良い人で、セスをかくまってくれるんですよ。フィリスの町の自宅で。
その人から最低限の常識とか仕込まれて、やがてセスは冒険者として世界に飛び出しました。
ただ・・・その教員はダリウスに殺されてしまった。
キレたセスは学院に乗り込んで行ってダリウスの情報を渡すように学院長に迫ります、教員たちを薙ぎ倒して。
でもそこで学院長に返り討ちにされてしまう。
また捕まったセスですが、学院長に気に入られ、ダリウスを倒すように言われ修行をつけられました。
学院としても特務教員を殺ったダリウスを放置出来なかったんです。
そしてニケを連れてセスは旅に出ました。
ゆく先々で様々な人と出会い、戦い、目的を同じにする仲間が増え、ついにセスはダリウスに勝って戻るんですね。
とまぁこんな感じでお話が一つ作れるような過去を持っていたりします。
完全に主人公だ!
冒険者としてはまぁまぁ有名なんですけどプロではなくアマです。
組織に所属したりスポンサーがつけば得な面もあると分かってるんですけど、利害のからむ人付き合いってあんまり得意じゃなくて避けがちなんですよね。
旅先で出会った友人とかは大切にするんですけども。
ちなみに男女問わずかなりモテます。
やっぱ主人公だ。
ハイズとの決戦後は水差しを使った反動でもう戦えなくなってしまいました。
フィノが町を出て行ってからは、なんか父親と山に戻ったイメージがあります。
父親よりは長生きしただろうけど、多分そんなに長生きは出来なかった。
でも本人は満足してるんですよね。
『ハイズ』
霊能力者という珍しいラスボスです。
属性は元々は土。魂の本質を知ってからは全属性。
ある意味一番普通で弱い人間。
もう自分の力じゃどうにもならないほど狂ってしまっていた人でした。
知識や考えが周りより先に行きすぎて完全に孤立してしまった。
それでもまだまだ未熟なんですけど、フィノに言われるまでそれに気付けなかったんですね。
元ネタっていうかモデルになってる霊能力者が一応います。
名前とかは絶対出さないですけど。
細かなエピソードとかちょっと改変して回想で出してます。バレないようにね。
まぁ当然ハイズとは全然違ってて、その人の言動から作者が勝手に想像したものをかなり混ぜてるんですけどね。
魂がどうとか色々出て来たわけですけど、霊能者の話をするためや世界観を作るために勉強したとかでは無くて、元々作者はオカルトとかスピリチュアルネタとか好きで若い頃からいろいろ触れてきてるんですよ。
宇宙とか星の話についても好きで、この世界の仕組みや成り立ちについては何度か質問とかさせていただいたこともある霊媒師さんに聞いた話とか科学系の動画とか、後はシルバーバーチとか宗教系の話なんかをごちゃ混ぜにして作ってます。
魂の属性については類魂説を少年漫画っぽくキャラの能力分けに使ったもので、そこでの性格分けとかはハンターハンターのオーラ別性格診断・・・ではなくファイアーエムブレムのGBAシリーズに出て来た属性が元ネタ。
『ファイアーエムブレムのあるきかた』というやり込み攻略本に属性でそいつの性格が分かる!みたいなコーナーが面白くて印象に残ってました。
話が大分ズレてしまった!
戦いに負けた後のハイズは元の体に戻り、フィノの力で霊能力を封じられてしまいます。
そしてエルクたちに預けられ自由を奪われました。
ちょくちょくフィノが会いに行ってはいろいろな話をしています。
最終的には心を入れ替えて立ち直れたと思うんですけどね、ちょっとイメージが来ないかな。
どうなったんだろう。
でもきっともう大丈夫だと思いますけどね!
ちなみにアニタについては普通にフィノたちの仲間になっちゃいました。
彼女とマイラについては勇者と魔王の戦いを形にする時が来るかもしれないんで、今はあんまり語らないようにしておきます。
『最後のあとがき』
終わった。
いや~長かった。
人生でこんなに頑張った一か月って今まで無かったですね。
とにかくまとめることが出来て良かった。
リンネの回想とかフィノの説明とかどうなるかなってずっと不安だったんですよね。
とにかくこれでライトノベルというものに一区切りをつける事が出来ました。
実は前作の思い出シーカーが終わる時に続編のイメージが出来ちゃったんですよね。
この世界の完結編になるような話と、そこに繋がっていくいくつかの話。
ただ、それは文章では無くてRPGでやりたいなって思ってしまった。
元々最初に龍姫の騎士を書いたのも、キャラの顔を用意してあげられないって事情があったからで絵が描けるならRPGツクールでやりたかったんです。
思い出シーカーの方もゲームのシナリオをイメージして作ったものを強引にラノベに変換したものだった。
だから今はいったん続編とかについては置いといてライトノベルらしいものをやろうと、この世界の外伝として、うねうねマジックのお話が出来ました。
ライトノベルという舞台で出来ることはここで全部やろうと思った。
ハイズとの戦いもそうだし、ふたなり星人とかみたいな話もゲームじゃ無理ですからね。
最初の頃は完結しなくて良いと思ってたんですよ。
毎回事件が起こって短くまとまるって構成なんで、それこそ永遠に続けることも可能なんで。
ただ世の中ってのは凄いもんで、今絵が描けなくても顔グラフィック用意できる時代になりつつあるんですよね。
AI絵師さんとか、最近見つけた凄いものだとVカツとか。
そういうの知った時にね、挑戦したいなって思っちゃったんですよ。
思い出シーカーを本当の意味で完結させてやりたいな~って。
まぁ具体的に次どんな活動するかは決まっちゃいないんですけど、うねうねマジックも半端な状態にしておくのは嫌だなぁと思って完結させることを考えるようになりました。
状況によっちゃ続き書くかもしれないんですけどね!
新たな一本目! とか言ってしれっと。
ハイズに勝った後の話を。
とにかく今はガッツリ休んで、年内くらいには次どうするかを決めて動き出したいですね。
作者の寿命にも限りがありますからね。
もしゲームが作れるんだったら次は結構未来のお話になります、主人公は死ぬのが怖いアラサー銃使いのお姉さんです。
実力的には凄くてリンネやセスくらい強いんですけどね。
人造人間関連の技術とかはこっちで深くやります。
無理そうならふたなり星人の短編ラノベでも書こうかな! ばっかみたいなやつ!!!
あ、それと最後に、作者はツイッターやってるんで、良かったら気軽にフォローしてね!
それでは、どこかでまた会えたら嬉しいです。
さよなら~~!